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ご依頼作業:NISSAN R32 SKYLINE GT-R 室内異音低減作業 その②

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

この度、大阪府にお住まいのお客様より NISSAN R32 SKYLINE GT-R の室内異音低減作業をご用命頂きましたので、前回より3回に分けて、以下の箇所における異音低減作業の様子をご紹介しております。

①運転席ドア
②リアサイドトリム(運転席側)
③リアサイドトリム(助手席側)
④リヤパーセルシェルフ

前回は運転席ドアにおける作業の様子をご紹介致しましたが、今回はリアサイドトリムから発生しておりました異音低減作業の様子をご紹介致します。

※運転席ドアの作業はこちら ⇒ R32 SKYLINE GT-R異音対策作業 その①

今回ご紹介致しますリアサイドトリムからは、運転席側、助手席側共に、段差を通過した際や荒れた路面を通過した際に『バシャン』や『ビリビリ』といった、質感を低下させるような異音が発生しておりました。

では早速作業のご紹介に入りますが、まずは運転席側から作業を行います。

このトリムを手で叩くだけで走行時と同様の音が発生しており、どうもこのトリムの取り付けが甘くなり、トリムそのものが振動することで異音が出てしまっている感じでした。

更に、下部を軽く叩くだけで、何か硬いものに当たって音が出ている状態でした。

従いまして、このリアサイドトリムを取り外して内部を確認してみます。

尚、リアサイドトリムを取り外すには、リアシートを取り外す必要があります。

リアシートを車外に出しましたら、トリムを手前に引っ張って取り外します。

この状態になりましたら、まずはボディー側で異音の原因になりそうな箇所が無いか確認致しますが、トリムの下部を叩くと当たっていたのはシートベルトのリトラクターでした。

あとは、リトラクター下部の配線が裸のままですので、これも異音の原因となりそうです。

そこで、裸の配線はTESAテープで処理を行い・・・

リトラクターには厚めの緩衝材を貼り付けて対応します。

厚めの緩衝材を貼り付けたのは、トリムを取り付けた際にトリムの振動を抑える意図もあります。

その他ボディー側には異音が発生しそうな箇所はありませんでしたので、続いてトリム側を確認しますが、特に異音の発生しそうな箇所は無く、やはりトリムの固定クリップが経年劣化することで、固定が甘くなっていたと考えられますので、固定クリップがしっかりとボディーに固定される様に対処を致しました。

上記対応を行った上でトリムをボディーに取り付けて手で叩くと、対策作業前は叩くだけで発生していた異音が無くなりましたので、対策内容としてはOKの様です。

従いまして、同様の対策を助手席側にも行います。

尚、助手席側にはシートベルトの配線はありませんでしたので、この状態でトリムを取り付けます。

これで助手席側も手で叩いても異音は発生しなくなりましたので、この状態で試走を行いましたところ、無事にリアサイドトリム部分からの異音は解消致しました。

前回の運転席ドアと、今回ご紹介致しましたリアサイドトリムからの異音が無くなることで、異音の音量としてはかなり小さくなり、段差を通過した際などにかなり車体がしっかりした感覚が伝わってくるようになりました。

あとは、リヤパーセルシェルフから異音が発生しているのみとなりましたので(他の異音が無くなることでよりはっきりと聞こえる様になりました)、対策作業を進めますが、作業の様子は次回にご紹介致します。

では、失礼致します。

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