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希少なオリジナル状態 M.TEC.サージョン様によるOH歴あり HONDA BEAT 販売前メンテナンス ボディー状態確認①

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日、ご成約のお知らせを致しました『希少なオリジナル状態 M.TEC.サージョン様によるOH歴あり HONDA BEAT』におきまして、販売前メンテナンスを進めておりますので、作業の様子をシリーズでご紹介しております。

前回はエンジンの状態確認に必要なブローバイガス確認の様子をご紹介致しましたが、今回は【ボディー状態確認編①】として、BEATの錆定番ポイントであるサイドシルの状態確認及びサイドエアダクトを外してサイドシル内側の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。

※ブローバイガス確認の様子はこちら ⇒ HONDA BEAT 販売前メンテナンスブローバイガス確認

さて、BEATにおいては切っても切れない縁とも言える『錆』ですが、確認するべきポイントはいくつかあり、複数台のBEATを見てきた経験からある程度車両を見たら錆の状態に関して把握することができる様になって参りました。

勿論、どの車両も製造から約30年経過している車両ですので、『車両全体に錆が全く無い』なんて車両は存在しないと考えられ、例えパーツを外しても見えないフレーム内部に錆は発生している可能性は十分に考えられますが、確認出来得る代表ポイントを確認することで車両全体における錆の程度を凡そを推測することができる為、少なくとも目に見える部分はしっかり確認している次第で御座います。

当然、表面から容易に確認できる代表ポイントに大きな錆が見られる車両は錆に関しては相当進行していることが考えられる為、買取をお断りさせて頂いている状況では御座いますが、今回もご紹介致します様に、サイドエアダクトを外さないと確認できない部分の錆に関しましては販売前及びご納車前に確認することで、万が一通常以上の錆を発見しました場合におきましても販売までに、ご納車までに何かしらの対応をさせて頂くことが可能となります。

本ブログではその代表ポイントにおける状況をいくつかご紹介致しまして、お客様に安心してご購入頂く、もしくは長く安心してお乗り頂ける為の一助となればと考えております。

では、早速BEATで錆確認ポイントとして一番メジャー且つ容易に確認することのできるサイドシルの確認から行います。

・運転席側サイドシル

この部分は、サイドシル下側の水抜き穴が塞がってしまうことで、上部やサイドエアダクト等から侵入した水が内部に溜まり錆が発生してしまうポイントで、錆が進んでしまうと内側はもちろんのこと、サイドシルのつなぎ目部分をはじめ表面まで錆が浮き出てしまい、腐食により穴が空いてしまっている車両が見受けられます。

・助手席側サイドシル

本車両におきましては、運転席側、助手席側共に錆による腐食は見られず、綺麗な状態です(内部の確認は後述します)。

続いては、ジャッキアップポイント等を含めた、サイドシル下側を確認します。

・運転席側

本車両におきましては、前オーナー様がリアジャッキアップポイントを潰してしまったとのことで、ジャッキアップポイントに修理歴がありますが、その他の部分に関しましては過度な錆はございません。

・助手席側

助手席側におきましては、前から後ろまでジャッキアップポイントの潰れや、接触跡、過度な錆は無く綺麗な状態です。

続きましては、サイドエアダクトを外してサイドシルの内側を確認します。

上記にてご紹介致しましたサイドシル外側からの確認にて問題無くても、内側のフレームが錆の腐食により穴が空いている可能性もある為、サイドシル内側の確認も重要です。

まずは運転席側からですが、サイドエアダクト取り外しは、室内側からビス3本を外し、ボディーとサイドシルの隙間から細いマイナスドライバーの様なもので3つのクリップを確実に外してから取り外します。

サイドエアダクトが外れましたら、まずは内側のパネルを綺麗に清掃致します。

清掃が完了しましたら、内部をライトで照らして、サイドシルフレームの奥まで目視で良く確認します。

BEATにおいて錆が良く見られるサイドシルフレームやボディーパネル側には錆は見られず、綺麗なものです。

しかしながら、その他の部分も良く観察しておりましたら、少し気になる部分がありました。

リアジャッキアップポイントの少し前側ですが、補修を行った影響なのか、弊社で今まで見てきた車両よりも少し錆が多いことが気になりました。

※濡れた様に見える部分は私が塗布しました防錆剤です

このパネルの内側にはもう一枚パネルがある為内側は確認することができず、それほど酷い錆では無いので判断に非常に困りましたが、本車両は既にお客様にご成約頂いている車両ですので、すぐにお客様に現状を包み隠さずご説明させて頂きました。

そしてご相談させて頂きました結果、ジャッキアップポイントに補修歴があることも気になる点であり、更に内側に錆が進んでいる可能性も否定できない為、この部分に関しては錆の対応も含め再補修を行う方向で進めることとなりました。

幸い、ご納車までには時間が十分にございますので、しっかりと対応させて頂きました上でご納車をさせて頂く所存で御座います。

ということで、確認が終わりましたら、裏側に多少の汚れが見られましたサイドダクトを綺麗に清掃してから、元に戻します。

サイドエアダクトを元に戻す際も注意が必要で、きっちり3つのクリップがボディーに嵌る様に奥に押し込みながら取り付けを行い、クリップが嵌っていることを確認しながらビスの固定を行います。

クリップが一つでも嵌っていないと、ドアを閉めた際に『ビィィィン』とビビリ音が発生し、品質感、剛性感が下がってしまいますので、小さなことですが留意しながら作業を行っております。

以上で運転席側の確認作業は完了ですので、続いて助手席側の確認に移ります。

こちらも、サイドエアダクトを外して、まずは清掃から始めます。

こちらも手の届く範囲で奥まで綺麗に清掃します。

そして、綺麗になりましたら内部のフレーム確認を行います。

助手席側はサイドシルフレーム前側やボディーパネル、運転席側では気になった部分の錆も無く綺麗な状態です。

内部の確認が終わりましたら、サイドエアダクトを清掃した後に元に戻せば助手席側の確認も完了です。

最後は、トランクリッドのヒンジ台座部分です。

この部分は台座とボディーパネルの合わせ面が無塗装状態の為、この部分から錆が進行して、パネルの合わせ面まで錆で穴が空いている車両も稀に見かけますが、この車両は運転席側、助手席側共に全く問題無しです。

以上でボディーにおける錆定番ポイントの状態確認及び清掃作業は完了となります。

通常は見えない部分の確認をすることによって見つけることができました運転席側フレームにおける錆に関しては心配な点ではありますが、現在しっかりと対応してくれる高度な技術を持った板金屋様を探している最中であります。

確認するまで見抜くことのできなかった当方の落ち度が大きい事にも関わらず、お客様からはありのままをお伝えしたことに対して感謝のお言葉を頂くという・・・

もう言葉が出ないといいますか・・・

見えない部分の錆に関しては判断が難しい為、『過度にお客様にご心配をお掛けしたしまうことになってしまうかもしれない』という考え、『見たことを見なかったことにする隠す様なことは絶対にしたく無い』という想いでお伝えするべきか相当悩みましたが、正直にお話をさせて頂くことで弊社にも金銭的な負担は生じることにはなりますが、お客様にとりましてはこの1台が全てであり、どこかのタイミングで何かしら不具合が発生してしまった際には取返しが付かない事態になり、よりお客様にとってご負担をお掛けしてしまうことになるのではないかと考えお伝え致しました次第で御座います。

今後も中古車販売を行っていく上では難しい判断が迫られる機会が何度もあると思いますが、これからも正直な商売をしていこうと改めて思わせて頂く機会で御座いました。

そして、このサイドエアダクトを外しての確認に関しましては、今までは販売前整備の際に確認しておりましたが、以降は入庫のお知らせをさせて頂く前に確認をする様に改めます。

最後にこの度本車両をご成約頂いておりますF様へ・・・

今回はお客様のご希望による補修ということもあり、費用に関しましてはお客様に一部ご負担頂くこととなりますが、安心して長く愛情を持ってご所有頂く為にきっちりと対応させて頂くことをお約束させて頂きます事に加え、お電話でもお話をさせて頂きましたが、進捗状況に関しましては都度ご連絡致しますのでどうかご心配なさる事無くお待ち頂けましたら幸甚に存じます。

続いては、フロントバンパーを外してフレームの修復歴有無の確認や錆の状態確認及び各部清掃となりますが、作業の様子は次回にご紹介致します。

では、失礼致します。

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