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ご依頼作業:TOYOTA MARK X ガラスコーティングメンテナンス
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、以前弊社で販売及びガラスコーティング施工をさせて頂きましたTOYOTA MARK X をご所有のお客様よりコーティングメンテナンス及びウィンドウ撥水コーティング施工、そしてタッチアップ跡の修正作業をご用命頂きましたので、3回に分けてそれぞれの作業の様子をご紹介しております。
前回はタッチアップ跡修正作業の様子をご紹介致したが、今回はガラスコーティングメンテナンスの様子をご紹介致します。
※タッチアップ跡修正作業の様子はこちら ⇒ MARK X タッチアップ跡修正作業
このMARK Xをご購入頂きまして、ご納車前にガラスコーティング施工をさせて頂きましたのが2020年2月ですので、コーティング施工から約1年経過したということで、この度コーティングメンテナンスをご用命頂きました。
ポリッシングを行うガラスコーティングを施工することで車両の傷を除去し一度完全に綺麗な状態とさせて頂きますが、特に屋外保管車両ではコーティング施工後に洗車の頻度が多くなることで洗車傷が多く入ったり、ウォータースポットの発生やイオンデポジットが付着するなどして艶が少し落ちたり、コーティングによる撥水効果が弱まったりしてしまいます。
そこで、定期的にメンテナンスを行うことで、都度リフレッシュして綺麗な状態を長く維持できたり、コーティング層の上に付着した不純物を除去することで艶や撥水効果が復活致します。
尚、コーティングメンテナンスのメニューとしましては、車の状態に応じてご提案させて頂いております。
例えば、洗車傷やウォータースポットなどの薬剤では除去不可能なものが多い状態でしたら軽研磨を行い綺麗な状態の塗装面に戻すメンテナンス作業をご提案させて頂き、傷は少ない状態でイオンデポジット等の付着が多いといった場合は薬剤で不純物を除去し綺麗な塗装面に戻すメニューをご提案させて頂きます。
この度の MARK X は上記の後者の方で、オーナー様が大変丁寧に洗車作業をされている為、洗車傷は大変少ない状態でしたが、屋外保管の為どうしてもイオンデポジットが多く付着している状態でしたので、薬剤を用いてイオンデポジットを除去し、その上にガラスコーティング専用のメンテナンス剤を塗布するメニューを施工させて頂きました。
では早速作業に入りますが、まずは塗装面の状態の確認を行います。
これはボンネットですが、照明の周りに見える白い粒粒がイオンデポジットで、通常の洗車では取れません。
続いて、トランクとルーフですが、同様にイオンデポジットの付着が見られます。
メッキモールにもしっかり付着しております。
このイオンデポジットを専用の薬剤で除去していきます。
因みに弊社で施工しているガラスコーティング剤は、この薬剤で落ちることが無いものを使用しておりますが、ガラスコーティングの成分によっては落ちてしまうものがあるので注意が必要です。
続いては車両の汚れを落とす為に、洗車を行います。
この際に細部まで綺麗に清掃を行っておきます。
続いて、イオンデポジットを除去する薬剤をスポンジに塗布して、各パネル毎に少しずつ少しずつイオンデポジットを除去していきます。
上の画像はボンネットですが、大変綺麗になりました。
トランクやルーフも綺麗に除去できました。
モール類も綺麗にしていきます。
ドアパネルなど全てのパネルを施工すれば、イオンデポジットの除去作業は完了です。
これで、艶、光沢感が復活して、撥水効果も復活です。
そして、一度水洗いをして薬剤を落とし、最後に専用のメンテナンス剤を塗布して、今回のコーティングメンテナンス作業は完了となります。
車両お引渡しの際には、『艶が全然違いますね』とメンテナンスの効果を実感して頂けました。
以降も定期的にメンテナンスをして頂けますと、少ない費用で綺麗な状態を維持して頂けるかと存じます。
また、1年後のメンテナンスご用命をお待ち申し上げております。
以上、TOYOTA MARK X におけるガラスコーティングメンテナンスの様子をご紹介致しましたが、次回は併せてご用命頂きましたウィンドウ撥水コーティング施工の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。