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整備箇所多数 クレタホワイト HONDA BEAT 販売前メンテナンス 内装清掃編
こんにちは。
前回のブログでご紹介致しました、整備箇所多数 タフタホワイトのHONDA BEAT ですが、これから数回に渡って、販売前に行うメンテナンスの様子をご紹介して参ります。
今回はその第1回目として、内装を徹底的に清掃した際の様子をご紹介致します。
弊社に入庫する車両はどの車両もそうですが、前オーナー様が大変綺麗に維持されていた為、目立った汚れの堆積はありませんでしたが、TORINO CARSではお客様が普段清掃できないところまで綺麗にする為に、隅々まで清掃致します。
まずは、シートを外して業務用の強力な掃除機で、フロアカーペットにある小さな砂やホコリ、ゴミを吸い取ります。
すみません、写真では見辛いですが、フットレストまで外して、徹底的に掃除機がけ致します。
助手席側もシートを外して隅々まで綺麗に掃除機をかけますが、ECUが助手席下に移設されていることが確認できます。
これで、熱によるECUトラブルの心配は御座いません。
続いて、外したシートの清掃に入ります。
シートも掃除機で細かなゴミを吸い取った後に、シートクリーナーで清掃をします。
この純正シート、BEATではサイドサポート部に破れが発生している車両がほとんどですが、本車両はほつれはあるものの破れは発生していません。
走行距離が比較的少ないことと、前オーナー様が大事に扱ってきたことがわかります。
更に、通常は赤いボタン部分は日焼けで退色し、薄いピンク色になって車両がほとんどのシートベルトキャッチャーですが、まだ発色の良い赤色の状態を保っています。
本車両はダッシュボードやドアライニング、リアバルクヘッドライニング、シートサイドガーニッシュなどを見ても、どの部品も日焼けによる劣化が極めて少ない為、車庫保管で日光に当たってきた時間が極端に短かったことが伺えます。
話がそれてしまいましたが、その他、細かい部分まで各部を水拭きでホコリや汚れを綺麗にしたらシートを元に戻して、あらかじめ洗浄をしておいた純正のフロアマットを敷いて内装清掃は完成です。
因みに、純正フロアマットもスレが少なく、凄く綺麗な状態です。
以上、ご覧の様に大変綺麗に仕上げることができました。
内装の日焼けの少なさと相まって、とても28年前の車の内装とは思えません。
見えないところまでの清掃は意味がないと言われるかもしれません。
しかし、見えないところまで徹底的に綺麗にすることでわかることも御座いますし、車の雰囲気や感じ方が確実に変わるだけでなく、そこまでしてはじめてお客様に気持ち良くお乗り頂けると思っております。
お客様が車両と接した際に、『おっ、綺麗』と感じて頂ける様にここまで徹底的に清掃するのがTORINO CARSの拘りの一つです。
次回は、エンジンルーム内の清掃及びチェックをした際の様子をお伝えしようと思います。
では、失礼致します。