ブログ

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日のブログにて入庫のお知らせをさせて頂きました、『希少なパールホワイト 後期180系最終モデル フルオリジナル状態 程度極上 HONDA FD2 CIVIC TYPE-R』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので作業の様子をご紹介しております。

※車両の概要はこちら ⇒ FD2 CIVIC TYPE-R入庫しました

前回まで、内外装清掃の様子をご紹介致しましたが、今回は【足廻り清掃・確認編①】として、フロント側におけるホイールハウス内清掃をはじめ、サスペンションやアーム類の清掃・状態確認及びゴム類やブレーキパッドの残量確認の様子をご紹介致します。

※外装関連清掃の様子はこちら ⇒ FD2 CIVIC TYPE-R外装清掃
※内装関連清掃の様子はこちら ⇒ FD2 CIVIC TYPE-R内装清掃

弊社では、サスペンションやアーム類、ブーツ類、ブレーキパッドといったシャシー部分は車両を安全かつ快適に運転する上で大切なパーツ類であることに加え、乗り味を左右する重要な部分であり、車の状態を正確に把握する上でしっかりと確認するべき部分と考えております。

従いまして、しっかり状態確認を行った上で、問題箇所がございましたら交換後にご納車をさせて頂くことはもちろんのこと、普段はまず清掃することの無い部分まで綺麗にすることで、ご納車後も気持ち良く車両をお乗り頂きたいとの考えから、弊社では全ての車両において足廻り周辺の部品まで綺麗に清掃しております。

では早速、運転席側フロントの状態確認及び清掃から入ります。

ホイールハウス内はシャシーブラック剥がれによるムラや通常走行に伴う汚れが御座いますが、サスペンションからのオイル漏れやアームの錆や曲がり、損傷は一切ございません。

また、TYPE-R専用のブレンボの4PODキャリパーの塗装劣化は軽微であり、熱履歴が少ないことが伺えます。

加えて、アーム類の錆もほとんど見られず、非常に良好な状態と言えます。

ここからホイールハウスの裏側のインナーフェンダー含め、サスペンション、アーム類などの汚れを落として、徹底的に綺麗にしていきます。

綺麗なホイールハウス内になりました。

清掃が終わりましたら、続いてタイロッドエンドブーツ、ドライブシャフトブーツ、ロアボールジョイントブーツ、スタビライザージョイントブーツなどの各部ブーツ類の亀裂や破れが無いかなどの状態確認を行っていきます。

ヒビなどの劣化が進みやすいタイロッドエンドブーツは大変綺麗な状態です。

ロアボールジョイントブーツは少しヒビは見られるものの破れは無くまだ使用可能な状態です。

ドライブシャフトブーツ、インボードブーツも共に綺麗な状態で問題ありません。

ステアリングラックブーツも問題無しです。

スタビライザージョイントブーツも上下共に問題はございません。

最後に、ブレーキパッドの残量確認です。

約7.5ｍｍの残量があり、当分交換の必要はございません。

以上で、運転席側フロントの状態確認及び清掃は完了ですので、続いて助手席側フロントに移ります。

こちら側も通常走行に伴う汚れは見られますが、サスペンションからのオイル漏れやアーム類に問題は無く、アームも大変綺麗な状態です。

この車両の錆は本当に少ないです。。。

一通り確認ができましたので清掃を行います。

助手席側も綺麗になりました。

黒い樹脂パーツがしっかりと黒いと印象がグッと引き締まりますね。

続いて、ブーツ類の状態確認を行っていきます。

運転席側同様に全てのブーツ類において問題が無い状態でした。

最後に、助手席側のブレーキパッド残量も約7.5mmと十分残っており問題無い事を確認できました。

ホイールハウス内の確認と清掃が終わりましたので、最後にホイールの確認、清掃を行います。

ガリ傷が一切無いことはもちろんのこと、裏側まで含めて曲がりはありません。

また、裏側までしっかりと清掃を行いましたので、綺麗さっぱりです。

助手席側も・・・

裏側まで含めてひび割れなどの損傷や曲がり等はございませんでした。

これにて、フロント足廻りにおける確認と清掃が完了ですので、タイヤ・ホイールを装着致しましたら作業は完了となります。

以上、フロント足廻りの状態確認及び清掃の様子をご紹介致しましたが、全ての部分において問題は無く、各部大変良好な状態であることが確認できました。

次回はリアにおける足廻りの状態確認及び清掃の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。