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希少なパールホワイト 後期180系最終モデル フルオリジナル状態 程度極上 HONDA FD2 CIVIC TYPE-R 販売前メンテナンス 外装清掃編
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
前回のブログにて入庫のお知らせをさせて頂きました、『希少なパールホワイト 後期180系最終モデル フルオリジナル状態 程度極上 HONDA FD2 CIVIC TYPE-R』ですが、この度、弊社に入庫致しました全ての車両において実施しております販売前メンテナンスを実施致しましたので作業の様子をご紹介をして参ります。
※車両の概要はこちら ⇒ FD2 CIVIC TYPE-R入庫しました
本車両におけます販売前メンテナンスの内容と致しましては、内外装の徹底清掃から、ホイールを外してのホイールハウス内清掃やサスペンション、アーム類の清掃・確認、そしてゴム類、ブレーキパッドの状態確認を実施しておりますが、今回は【外装清掃編】として、外装を徹底的に清掃をした際の様子をご紹介致します。
では早速作業の様子をご紹介して参りますが、本車両は入庫した時点で非常に綺麗な状態でしたが、まずは一度リフレッシュの意味も込めて洗車を行います。
洗車は外装の汚れを綺麗にすることに加え、塗装の状態や小さな傷、凹みなども同時に改めて確認を行います。
本車両の外装は希少なカラーであるプレミアムホワイトパールですが、塗装の状態が極めて良好で、劣化が現れやすいボンネットやルーフにおいても塗装の剥がれなどは一切無く、艶々でピカピカな状態です。
アッパーカウルやモール、ガーニッシュといったゴムや無塗装樹脂パーツも劣化が大変少なく、とにかく全体的に綺麗な車両です。
ウォータースポットやイオンデポジッドが目立ち易い、リアスポイラーのグロスブラック部分もご覧の様に大変綺麗な状態が保たれております。
純正マフラーフィニッシャーも本当にピカピカです。
本車両における数少ない外装におけるマイナスポイントとしては、フロントバンパ下部にある薄い擦り傷及びタッチアップ跡ぐらいなものです。
洗車及び一通りの外装状態確認が終わりましたら、続いてドアのヒンジ部といった細かい部分やエンジンルーム内などの清掃を行っていきます。
まずはフロントドアのヒンジ部分。
こういったヒンジ部分には汚れが溜まり易いものですが、本車両は清掃前から大変綺麗な状態でした。
更に、綺麗であるだけでなく、パネルの合わせ部分における錆なども見られず状態が良いことがわかります。
リアドアのヒンジ部分も同様に綺麗な状態です。
こういった細かい部分に前オーナー様達のこの車への愛情を感じることができます。
続いて、トランク部分も元から綺麗な状態が保たれておりましたが、改めて綺麗に清掃致します。
トランク部分におきましてもパネルのつなぎ目などに錆は見られず、トランク部分の状態も良好です。
最後にエンジンルームの清掃及び確認を行います。
とても14万キロの走行を重ねた車両とは思えない、綺麗なエンジンルームです。
他の部分と同様に、清掃前から大変綺麗な状態が保たれておりましたが、手の届く範囲で、濡れタオルやクリーナーを用いてホコリを取っていくレベルですが綺麗にしておきました。
TYPE-Rの証である名機K20Aエンジンの赤い結晶塗装ヘッドカバーも、塗装の剥げが最小限の大変綺麗な状態です。
過度の熱が加わらなかった証とも言え、こういった部分からサーキット走行を重ねた車両でないことがわかります。
しかし、このK20Aエンジンは出力・フィーリング共に本当に素晴らしく、もうこのようなNAエンジンが新車では世に現れることが無いと思うと寂しい限りですが、この車両を手に入れられた方には是非この世界最高峰のエンジンを味わい尽くして頂きたいと思います。
また、細かい部分ですが、折れやすいボンネットステーホルダーも新品に交換されております。
これにて外装関連の徹底清掃は完了ですが、ここまで綺麗に維持されている車両が雑に扱われてきた車両である訳が無く、当然大切に扱われてきた車両は各部の状態が良いので、私としましても安心してメンテナンスを進めることができそうです。
もちろん、FD2は純粋に走りを楽しむ車ですのでガンガン走り込む楽しみもありますが、綺麗で状態の良い高性能な車両を大切に維持するということもTYPE-Rの楽しみ方の一つだと思います。
次回は内装を徹底清掃しました際の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。