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F56 MINI John Cooper Works 販売前メンテナンス エンジンルーム確認・清掃
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、注文販売車両としてご成約頂き、先日ご納車させて頂きました F56 F56 MINI John Cooper Works ですが、通常販売車両と同様に販売前メンテナンスを実施させて頂きましたので、作業の様子を順次ご紹介しております。
前回は足廻り確認と清掃の様子をご紹介致しましたが、今回はエンジンルームの状態確認及び清掃致しました際の様子をご紹介致します。
※外装清掃の様子はこちら ⇒ NINI JCW販売前メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ NINI JCW販売前メンテ内装清掃
※フロント足廻りの様子はこちら ⇒ MINI JCWメンテ足廻り清掃・確認①
※リア足廻りの様子はこちら ⇒ MINI JCWメンテ足廻り清掃・確認②
本車両はR2年式の走行距離9,800kmと走行距離も大変少なく、前オーナー様が定期点検を欠かさず受けてこられた車両の為、エンジンルームにおいて問題となる箇所がある可能性は非常に低いものの、ご納車後も安心してお乗り頂く為に、各部確認と清掃作業を実施致しました。
では、早速エンジンルームの状態確認に入りますが、まずはエンジンルームを隅々まで見渡して、ヘッドカバー等からエンジンオイルの漏れや滲みが無いか、補器類や配管などから漏れや滲みが無いかを確認致しましたが、問題となる箇所はございませんでしたので、エンジンルームの各部清掃を行います。
まずは、エンジンカバーを外しているので、ヘッドカバー周辺各部とエンジンカバーを清掃します。
続いて、ボンネットヒンジ部分やエンジンルームの奥まで手の届く範囲で徹底的に綺麗にしていきます。
これで、エンジンルームはピカピカになりました。
この度のお客様は車が大変お好きな方ですのでエンジンルームを眺めることもあるかと思いますが、きっとご満足頂けるかと存じます。
続いて、エンジンオイル量のチェックを行いますが、本車両はエンジンにオイルレベルゲージが存在せず、電子式オイルレベルセンサーによる測定となる為、センターディスプレイによる確認となりますが、結果はオイルレベル正常でOKです。
続いては、エンジンクーラント量の確認を行いますが、少し入りすぎている状態でした。
従いまして、maxとminの間に液面がくるようにクーラントを抜いて調整を実施致しました。
続いてブレーキフルード量の確認ですが、ブレーキリザーバータンクは運転席側カウルトップ内にありますので、カウルトップの一部を取り外して確認します。
結果、ブレーキフルード量、汚れ具合共に問題無くOKです。
確認が終わりましたら、カウルトップを元に戻しますが、せっかくですので、カバー側もボディー側もしっかり清掃した後に元に戻します。
最後にエアクリーナーエレメントの確認を行います。
エアクリーナーケースカバーがトルクスボルトで固定されておりますので、全て緩めてカバーを取り外し、内部からエアクリーナーエレメントを取り出します。
画像はエアクリーナーエレメントのダーティーサイド側ですが、走行距離が9,800kmと少ないので汚れも少なく、まだまだ使用可能な状態です。
確認が終わりましたので、エレメントのエアブロー及びエアクリーナーケース内部の清掃を行った後に元に戻します。
以上で、エンジンルームの状態確認と清掃は完了ですが、問題となる箇所はございませんでした。
尚、試走におきましても、エンジンのフィーリング、サウンドは良好で、8ATの変速ショック等も無く、パワートレインの状態が良好であることを確認しておりますので、安心してMINI JCWの刺激的な加速をお楽しみ頂けましたら幸いに存じます。
以上、5回に分けて販売前メンテナンスの様子をご紹介して参りましたが、状態が大変良好な車両であることをしっかりと確認することができました事に加え、各部を徹底的に清掃致しましたので、限りなく新車の状態に近付けることができたのではないかと思います。
これにて、F56 MINI JCW における販売前メンテナンスの様子のご紹介は終わりとなりますが、次回はオプション作業としてご用命頂きましたボンネット及びバックドアステッカー剥がし、エアコンフィルター交換作業に加え、これはお客様のご依頼ではありませんが、試走にて気になったダッシュボードからの異音低減作業の様子も併せてご紹介致します。
では、失礼致します。
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