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BMW ALPINA D3S ツーリング 室内異音低減作業 その②

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

この度、東京都にお住まいのお客様より BMW ALPINA D3S ツーリング において、以下の多数箇所からの異音でお困りとのことで異音低減作業のご依頼を頂き、先日に作業を実施致しましたので、5回に分けて作業の様子をご紹介致します。

①テールゲート
②ラゲッジルーム
③運転席足元
④ダッシュボード
⑤センターコンソール

前回はテールゲートにおける作業をご紹介致しましたが、今回は第2回目その②として、ラゲッジルームから発生していた異音対策の様子をご紹介致します。

※テールゲートにおける作業はこちら ⇒ BMW ALPINA D3S ツーリング室内異音低減作業その①

今回ご紹介致しますテールゲートからの異音ですが、段差を通過する度に『ガサガサ』『パチパチ』と不快な音が発生しておりました。

車両購入時は発生していなかったものの、オーディオのカスタマイズを行った直後から発生し始めたとのことで、カスタマイズを行ったお店様に相談したものの対応してくれなかったとのこと。。。

状況からオーディオの配線関連からの異音であることはほぼ間違いないので、まずはライニングなどを取り外して状況を確認します。

まず、ライニングを取り外すにあたって、アンダートレイを外しますが、この時点で大量の配線がボディーにおかれているだけの状態で、いかにも音が出そうな状態です。

気を取り直して、助手席側ライニングを外して内部を確認します。

ここもオーディオ配線が無造作に置かれているだけの状態です。。。

これだけの配線が遊んでいる状態ですと、配線本体からはもちろんのこと、ライニングに当たることで異音が発生していたと考えられます。

続いて運転席側も確認します。

助手席側ほどではありませんが、やはりオーディオ関連の配線が異音処理されずに無造作に詰め込まれている状態です。

お客様にオーディオカスタマイズにかかった費用をお伺いしていただけに、モヤモヤと感じるものがありますが、私としてはとにかくこれらの配線から異音が発生しないように綺麗に処理しなければいけないので、順次対策作業を行っていきます。

ということで、まずは助手席側から対策を行います。

対策としては、大量の配線を綺麗に束ねてTESAテープを巻いた上で、配線自体が動かない様にパネルの隙間に入れ込んでいきます。

加えて、ホイールハウスの上を通る配線も純正ハーネスに固定するなどし、動いて音が出ない様にします。

助手席側に続いては運転席側の作業に移ります。

運転席側と同様に、配線を束ねてTESAテープを巻いた上で、こちらは純正ハーネスに這わせる様に固定して動かない様にします。

また、こちらもホイールハウスの上を通る配線やリアシート横を通る配線がただ通してあるだけの状態ですので、純正ハーネスに沿わして固定をします。

これで一通り配線処理を行いましたので、ライニング類を元に戻していきます。

そして全てのライニングを取り付けた上で試走を行いましたところ・・・

ラゲッジルームからの異音が綺麗に解消していることが確認できました!

対策前の段差通過時にガサガサ、パチパチ鳴っていた音が無くなることで、リア廻りの剛性感が増し、高級感が一気に高まりました。

といっても、これが本来のアルピナの乗り味なのですが。。。

ここまでの作業により、お客様が一番お困りでありましたリア廻りの異音が解消し一安心でしたが、まだフロント廻りからも異音は発生しているのでどんどん作業を進めます。

次回は運転席足元における異音対策の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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