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BMW ALPINA D3S ツーリング 室内異音低減作業 その③
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
朝晩は随分と涼しくなり、急に秋めいて参りました今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?
あまりにも暑い夏でしたので、私はあまり外に出掛けたい気持ちがしなかったのですが、涼しくなると俄然やる気が出て、外に出掛けたい気分になります。
昨日の夕方においては、エアコンを消して窓を開けて車を運転していると風が本当に清々しく、いよいよドライブが気持ち良い季節の到来を感じました次第で御座います。
とは言え、まだ日中は少し暑い日が続く様ですので、皆様引き続きご自愛下さいませ。
さて、この度、東京都にお住まいのお客様より BMW ALPINA D3S ツーリング において、以下の多数箇所からの異音でお困りとのことで異音低減作業のご依頼を頂き、先日に作業を実施致しましたので、5回に分けて作業の様子をご紹介致します。
①テールゲート
②ラゲッジルーム
③運転席足元
④ダッシュボード
⑤センターコンソール
前回はラゲッジルームにおける作業をご紹介致しましたが、今回は第3回目その③として、運転席足元から発生していた異音対策の様子をご紹介致します。
※ラゲッジルームにおける作業はこちら ⇒ BMW ALPINA D3S ツーリング室内異音低減作業その②
今回ご紹介致します運転席足元からの異音ですが、音としては『コトコト』という音で段差を通過した際に発生しており、車両をお預かりする際にお客様は『運転席のエアコン吹き出し口あたり』とお伺いしておりましたので、私も当初はエアコン吹き出し口付近からの異音と認識しておりました。
そこで、運転席のエアコン吹き出し口付近を確認するために、ダッシュボード側面パネルを取り外して確認しても特に異音の原因となりそうなものが見つからず。。。
それでも間違いなく異音は発生している為、走行を何度も繰り返したところ、運転席足元から聞こえてくることがわかりました。
どうも足元の音が回り込んでエアコン吹き出し口から聞こえてきた様です(これも異音対策の難しいところです)。
これで、足元から聞こえてくることがわかりましたので、発生箇所として考えられるところとして運転席足元側面のキックパネルを取り外したところ、、、
ポロっと大きなソケットが出てきました。
このソケットが段差通過による振動でキックパネルに接触して音が出ていたと考えられます。
そこで、対策としてはこのソケットをエプトシールで巻いた上でフロアカーペットの下に入れ込み、加えて配線においてもTESAテープで巻いた上で純正ハーネスに固定しておきました。
これで、段差による振動が加わっても音が出ないはずであり、その他には異音の原因となりそうな箇所はありませんでしたので、キックパネルを取り付け試走を行いましたところ、、、
運転席足元から発生していた異音は無事に解消していることが確認できました。
ブログとしては短い内容ですが、実際に作業ではなかなか異音の発生源が運転席足元に絞り込めず苦労しましたが、お客様がお困りでありました異音がまた一つ解消して何よりです。
この時点でも、どんどんと異音が無くなり快適になっていることが体感できますが、まだダッシュボードとセンターコンソールから異音が発生しておりますので、作業を進めます。
ということで、次回はダッシュボードから発生していた異音対策の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。
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