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走行距離わずか5,590km 程度極上 1オーナー車両 HONDA BEAT 納車整備 メインリレー、バッテリー交換
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
先日に山口県にお住まいのお客様にご納車をさせて頂きました『走行距離わずか5,590km 程度極上 フルノーマル1オーナー車両 HONDA BEAT』ですが、ご納車前整備のオプション作業として以下の作業をご用命頂きました。
①エンジンオイル交換
②エンジンオイルフィルター交換
③ミッションオイル交換
④デストリビューター交換
⑤メインリレー交換
⑥バッテリー交換
⑦スタビライザーブッシュ交換
⑧スタビライザーラバーA交換
⑨ロアアームブッシュB交換
⑩タイミングベルト交換
⑪エンジンマウント交換
⑫ブレーキマスターオーバーホール
⑬クラッチマスターシリンダー交換
⑭クラッチレリーズシリンダー交換
⑮クラッチホース交換
※⑨以降の作業はホンダカーズ様にて実施
そこで、上記オプション作業の様子を順次ご紹介して参りますが、今回は⑤メインリレー交換並びに⑥バッテリー交換交換を行いました際の様子をご紹介致します。
まずはメインリレー交換作業のご紹介となりますが、燃料ポンプの動作を制御しているBEATにおけるメインリレーは弱点部品の一つで、劣化の初期症状としては温間時にエンジン始動不良が起こり、そのまま劣化が進むと冷間時でもエンジンがかからなくなってしまいます。
私も自身でBEATを所有しているときにこのメインリレーの故障でエンジンが始動できず大変困った経験があることから、交換歴がはっきりしない場合は、お客様に同じ経験をして頂きたくないとの想いから、交換を推奨させて頂くことが多いパーツとなります。
因みに、本車両におきましては不具合症状は全く出ておりませんが、交換履歴が不明の為、交換を推奨させて頂き、ご用命頂きました次第で御座います。
それでは、メインリレー交換作業に入りますが、メインリレーは助手席後ろカーペット裏側のリアバルクヘッド部分にある為、交換にはリア廻りのトリム類、ドキュメントボックスなどを外す必要があります。
リアバルクヘッド部分のパーツをどんどん外していきます。
ドキュメントボックスまで取り外しましたら、助手席後ろのカーペットを留めているクリップ2つを取り外し、カーペットをめくると、ECUと今回交換するメインリレーが見えます。
※因みに、ECU本体の中は販売前メンテナンスにて確認済みとなります
メインリレーはECU手前の灰色の四角いパーツです。
交換作業自体は簡単で、バッテリーのマイナス端子を外した上でメインリレーからカプラーを抜き、M6のボルト1本を緩めて古いメインリレーを取り外し、新しいメインリレーを取り付けます。
取り付けとは関係ありませんが、純正メインリレーの値段も随分と上がってしまいました。。。
そして、新品のメインリレーを取り付けましたら、エンジン始動チェックを行った上で、取り外した各パーツ類を元に戻せば、メインリレーの交換作業は完了となります。
これでメインリレーにおけるトラブルに関しては当分の間防ぐことができますので、ご納車後も安心してドライブをお楽しみ頂けるかと存じます。
メインリレー交換に続いては、バッテリー交換のご紹介をさせて頂きます。
本車両に元々装着されているバッテリーも問題無い状態でありましたものの、ご納車後のトラブル予防との意味合いから交換をご用命頂きました。
尚、今回使用するバッテリーはコストパフォーマンスに優れ、信頼性の高いBOSCH製バッテリーでサイズは40B19Rとなります。
交換にあたりましては、販売メンテナンスにてバッテリートレイも清掃済みですので、プラスとマイナスの端子を取り外した上で、バッテリーを固定しているステーを取り外して新旧バッテリーを入れ替えた後、バッテリー固定ステーを取り付け、プラスからマイナスの順で端子を取り付けましたら作業は完了となります。
※右側が装着されていたバッテリーで左側が今回交換する新品バッテリー
因みに、バッテリー固定に際して、バッテリーを固定しているステーが曲がりやすいので、締めすぎに注意です。
以上、今回はメインリレー並びにバッテリー交換作業の様子をご紹介致しましたが、年明けとなる次回はスタビライザーブッシュ+ラバーA交換の様子をご紹介致します。
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TORINO CARSの年内の営業は27日(土)までとなり、ブログも本年は今回が最後となります。
今年ご縁を頂きました全てのお客様に改めて心より感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました!
そして、皆様が素敵な新年をお迎えになることを祈念申し上げます。
では、失礼致します。
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