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TOYOTA CROWN SPORTS 室内異音低減作業 その②
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、岐阜県にお住まいのお客様より TOYOTA CROWN SPORTS において、以下の箇所からの異音でお困りとのことで異音低減作業のご依頼を頂き、先日に作業を実施致しましたので、3回に分けて作業の様子をご紹介致します。
①センターディスプレイ奥
②メーターパネル奥
③運転席エアコン吹出口付近(メーターパネル右)
前回はセンターディスプレイ奥における作業をご紹介致しましたが、今回は第2回目その②として、メーターパネル奥及び運転席エアコン吹出口付近から発生していた異音対策の様子をご紹介致します。
※センターディスプレイ奥作業はこちら ⇒ CROWN SPORTS異音作業①
今回ご紹介致しますメーターパネル奥及び運転席エアコン吹出口付近からの異音ですが、共に段差を通過した際や路面が劣化した道路を走行した際に『ピチピチ』と配線があたる様な音や、加速時にエンジンが始動した際(本車両はHEVです)に『ビリビリ』とビビリ音が発生しておりました。
尚、メーターパネルの奥からとメーターパネル右側のエアコン吹き出し口付近の2箇所から同じ様な音が聞こえてくる状況でした。
そこで、メーターパネルと右側のインパネを取り外して確認を致します。
メーターパネルとインパネ取り外しに伴い、ダッシュボード横のパネルを取り外しますが、
おっ、この時点で怪しい配線が見えます(笑)
ほぼ間違いなくその奥に原因の一つとなる配線がありそうですので、取り外しを進めます。
メーター横のインパネを取り外した時点で、エアコン吹き出し口付近から発生していた異音の原因は判明です。
煩雑に配線がおいてある様な状態で、どうもインパネのスイッチパネルに取り付けられているTVキャンセラーON/OFFスイッチの配線の様です。
この配線はメーターパネル上部に向かって配策されておりましたので、続いてメーターパネルを取り外します。
やはり、TVキャンセラースイッチの配線がメーターパネル上部に異音対策されずに置かれているだけの状態のため、メーターパネル奥から異音が発生していた様です。
加えて、この状態でメーター上部のダッシュボードパネルを手で叩くとビリビリと音が発生するのですが、その原因は純正配線がパネルに当たって異音が発生しておりました。
走行中に発生していた異音はどちらの音が支配的かはわかりませんが、もしかすると両方から発生しているのかもしれません。
原因は判明致しましたので、まずはメーターパネル部分の配線の対策から行います。
TVキャンセラースイッチの配線はTESAテープを巻いて、、、
純正配線はTESAテープを巻いた上にエプトシールを貼り付けて対策しました。
これでメーターパネル部分の対策はOKですので配線が動かない様に工夫(純正ハーネスに固定)をした上でメータパネルを取り付け、続いてメーター右側インパネ部分における配線の対策を行います。
主原因であるTVキャンセラーの配線においては余剰配線含めて対策を施した上、念のため純正配線においても全てTESAテープを巻いて対策を施しました。
これでこの部分の対策も完了ですので、取り外したパネル類を元に戻し、試走を行いましたところ、、、
段差通過時や路面が劣化した道路を走行した際に発生していた異音は綺麗に解消していることが確認できました。
が、、、
加速でエンジンが始動した際には、まだメーターパネル付近から『チリチリ』と小さな音が聞こえてきます。。。
恐らく、メーターパネルとエアコン吹き出し口付近から発生していた異音に隠れていた音が顕在化したということになります。
異音対策作業をしていると良くあることで(異音対策作業に時間がかかる要因の一つです)、もちろんこのままお客様にお引渡しはできませんので、まだ対策が必要となりますが、もうメーターパネル奥は対策済みで音の原因となりそうな箇所はありませんので、『メーターパネル本体だと嫌だな?』などと考えながら走行を重ねて検証を行いましたところ、異音の発生源が見つかりました。
発生場所ぼ特定までにかなり時間がかかってしまいましたが、予想もしていなかったステアリングからでした。
ステアリングからの音がメーターパネルに反射して聞こえてきていた様で、ステアリングに耳を近付けて手で叩くと確かにステアリングから音が聞こえてきますが、走行中には明らかにメーターパネルから聞こえてくるんです。
これも異音対策の難しい部分の一つですね。
ということで、続いてステアリングの異音対策を行いますが、作業の様子は次回にご紹介致します。
では、失礼致します。
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