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こんにちは。

この度ご成約頂きました、走行距離わずか28,700kmでハルテックフルコン装着の程度極上 HONDA BEATですが、販売前メンテナンスを行う前にブログの入庫情報をご覧いただきまして、ご成約を頂きました。

従いまして、本車両におきましては本来であれば販売前に行いますメンテナンスを納車前メンテナンスとして実施することと致しましたので、その様子をシリーズでご紹介して参ります。

今回は前回の【内装清掃編】に続き【足廻り状態確認編】として、サスペンション等のシャシー部品や足廻りのゴム部品の状態確認及び清掃を行った際の様子をご紹介致します。

足廻りの状態も車の状態を大きく左右するものですので、きっちりと状態把握を行った上で販売させて頂く為にも、しっかりと状態の確認を行います。

そして、足廻りもなかなか清掃を行うことができない部分ですので、しっかりと隅々まで清掃を行います。

ということで、早速ホイールを外してホイールハウス内の清掃、確認を行います。

運転席フロントから。

まず目に入るのは希少な20周年記念パーツであるモデューロサスペンションです。

傷や汚れの付着も無く、非常に綺麗な状態です。

このモデューロサスペンションは純正サスペンションの乗り味に近く、純正の持つストローク感のあるしなやかさに少しだけコシが加わった様な乗り心地で大変好感の持てるサスペンションです。

そして、サスペンション、ホイールハウス内、アーム類を徹底的に清掃を行います。

綺麗になりましたら、アーム類やゴム部品類のチェックに入ります。

因みに、本車両はフロントロアアームブッシュ、スタビライザーブッシュはH29年に新品交換済みですので、状態は非常に良好です。

このブッシュ類は乗り味において大変重要なパーツで、ブッシュ類の状態が良いとそのまま乗り味の良さに繋がります。

また、タイロッドエンドブーツ、ロアボールジョイントブーツもひび割れ等無く、大変良好な状態です。

アーム類も錆など無く非常に良い状態であることがおわかり頂けるかと思います。

ブレーキパッドの残量も十分で全く問題ありません。

続いて、助手席側フロントに移りますが、運転席側同様に清掃からです。

綺麗になりましたら運転席同様にアーム類やゴム部品の確認を行いましたが、状態は良好で問題箇所はありませんでした（画像が無く恐縮です。。。）

ちなみに、フロントにはロアアームバーが装着されております。

ボディーとアーム付け根を結んで補強する形ですので、局部剛性が上がり、入力に対する変位が少なくなる為、ダイレクト感のあるハンドリングに貢献してくれると思います。

続いてはリアの確認に移ります。

運転席側リアの状態です。

当然ですが、リアのサスペンションもモデューロサスペンションが装着されております。

そしてリアのアーム類もH29年に新品に交換されている為、ブッシュ含めて新品同様です。

ドライブシャフトブーツも問題無しです。

リアブレーキパッド残量もほぼ新品同様です。

エンジン及びミッション下部もオイルパンやケース間からのオイルにじみも無く、ボルト類の錆も無い為、綺麗そのものです。

最後に、助手席側リアです。

こちらも運転席側同様に綺麗そのもので、気になる部分が全くありませんでした。

以上、足廻り関連の状態を確認して参りましたが、サスペンション、アーム類からゴム、ブッシュ、ブーツ類、全て状態は良好で、気になる箇所は御座いませんでした。

また、アーム類も新品交換されている為、錆も無く、本当に綺麗です。

このBEATに試乗しますと、発進した際から経年劣化を感じないシャキっとした乗り味となっているのは、ボディーの状態が良いことはもちろん、20周年記念モデューロサスペンションによる乗り味向上や、ブッシュ類の状態が健全であることによるものだと容易に判断できます。

お客様におかれましても、BEATが本来持つ乗り味を味わって頂くことができると存じます。

また、私としましても、状態が良いことが確認できましたので、自信を持ってお客様にご納車させて頂くことができます。

次回は、ご納車前メンテナンス第3回【エンジンルーム清掃及び状態確認編】として、エンジンルーム内の清掃及び状態確認を行った際の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。