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販売車インプレ:MAZDA ROADSTER NR-A (ND型)

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

九州での豪雨被害が深刻です。

コロナウィルスもまだ落ち着いているとは言えない状況に加えてですので、本当に被害にあわれた方々の大変なご苦労だと思います。

熊本の被害が甚大だとのニュースを見て、かつて私も熊本に住んでおりましたので、他人事では無い気持ちです。

早く雨が落ち着いてくれること、そして一日も早い復興、元通りの生活となることを心からお祈り申し上げます。

さて、今回は、前回のHONDA S660 MUGEN RA のドライブインプレッションからかなり時間があいてしまいましたが、『過去販売車インプレ』、『試乗インプレ』シリーズの第2回目として、TORINO CARSで過去に販売させて頂きました、ND MAZDA ROADSTER NR-Aのドライブインプレッションをご紹介致します。

この車両は、通常のロードスターをベースにビルシュタイン製車高調整式サスペンションの採用や、タワーバーやブレースなどを追加し、強化型P.P.Fを採用した専用ボディー、また、大径ブレーキ、強化トルセンLSDなど様々な走行性能を引き上げる専用パーツを用いて、高い走行性能を実現しているロードスターです。

車両をご購入頂きましたお客様は高知県にお住まいの方で、ご納車に際に、ごはんをご一緒したり、ちょっとした観光に連れていって頂いたり楽しい時間を過ごさせて頂きましたことが思い出されます。

前置きはこれぐらいにして、早速ドライブインプレッションを『走行性能』、『乗り心地(ハンドリング)』、『総評』と分けてご紹介致します。

【走行性能】

パワートレインはロードスター専用セッティングとなる1500cc直列4気筒DOHCエンジン(SKYACTIVE-G)と6MTの組み合わせで、エンジン出力は131ps・15.3kg/mですが、車体重量が1010kgと非常に軽量な為、排気量から想像するよりもかなり活発な走りが可能です。

車体が軽量且つエンジンが低回転から十分なトルクがある為、1000r/min程度からの加速も難なくこなし、街中では2000r/min程度でのシフトアップでも流れについていくには十分に加速してくれます。

2000r/min後半からは力強いと感じるレベルの加速をしてくれて、その回転域を保ってアクセル操作をすると、OP装着されているインダクションサウンドエンハンサーによる吸気音と乾いたサウンドの排気音と相まって、非常に気持ちの良い、爽快な加速を味わうことが可能です。

『1500ccでは力不足』とのインプレッションも見かけますが、余程の豪快な加速を期待していない限り、全く不足の無い、胸すく気持ちの良い加速を示してくれます。

また、特質すべき点は、まるでアクセルペダルとタイヤが直結している様な、アクセル操作に対して溜めや遅れの無いダイレクトな加速をしてくれる為、非常に小気味の良い加速フィーリングを実現している点で、これは、ロードスター独自の構造であるP.P.F(パワープラントフレーム)がNR-A専用に強化されていることで、アクセルを踏み込んだ瞬間にエンジンのパワーを無駄無くダイレクトに駆動輪に力が加えることができているからだと思われます。

更に、NR-A専用強化LSDにより、コーナリング中においてもリアタイヤにしっかり駆動力がかかってくれる為、アクセルのON/OFFで車が忠実に反応してくれ、まさに車を操っている感覚をアクセルペダルを通じても濃密に感じることが出来ます。

音・振動については、エンジン振動が低く抑えられており、如何にも現代のエンジンらしくフリクション感が少なく高回転まで「シューン」と全く苦しげなく回り切りますので、積極的に高回転域まで回したくなるようなフィーリングを持っています。

また、エンジン音そのものも粒のそろった硬質な音であり、マフラーからも乾いた排気音が聞こえてくる為、エンジンを回した際の「スカーッ」と抜ける様な爽快感が本当に気持ち良いです。

続いて、車を運転する楽しみの一つであるマニュアルトランスミッションに関してはマツダ内製の6MTであり、フリクション感が少なく軽い操作荷重で引っ掛かりも無く『スッ』と吸い込まれる様な操作フィーリングでありながら、レバー式ならではのダイレクト感もあるという、シフト操作を行う行為そのものが気持ちの良いと思えるものです。

クラッチの踏み込み荷重も非常に軽い為、変速行為が苦にはならないことに加え、発進の際にブレーキを話しても一定時間ブレーキをかけておいてくれるヒルホールドアシスト機能がある為、坂道発進が容易であったり、現在のシフトポジション及び最適なシフトタイミングを知らせてくれるインジケーターがメーター内にある為、MT初心者の方でも問題無く運転が可能だと思います。

以上、大排気量によるパワーで車を操る感覚とは大きく異なりますが、『適度なパワーで気持ち良く吹け上るNAエンジンをガンガン回して楽しむ』、『フィーリングの優れる6MTを駆使して軽量な車体を思い通りに加速させる』という一連のドライブフィールは何物にも代えがたい気持ち良いものと言い切れます。

【乗り心地(ハンドリング)】

乗り心地に関しては、非常にカッチリとした剛性感の高さを伝えてくれる乗り味ですが、ロードスターがスポーツカーと言えるジャンルに属する車として考えると、非常に乗り心地が良いと表現することができると思います。

はじめて試乗に走り出した際には、走り出し始めのあまりの滑らかさに、驚きを覚えました。

もちろん、一般的なコンパクトカーやセダンの様なフワンとしたダンパーの減衰力が低い乗り心地ではなく、しっかりとダンパーが減衰力を発揮しているソリッドで引き締まった乗り味ながら、ダンパーのフリクションが少ない為、段差ではサスペンションが良く動いて角の丸い突き上げに抑えてくれます。

そしてもう一つの驚きは、高いボディー剛性です。

私はNA型、NB型、NC型と歴代のロードスターに乗った経験がありますが、どのロードスターよりも段違いにボディーがしっかりとしています(設計年次が新しいので当然ではありますが)。

サスタワーバーやボディーブレースが装着されているNR-A専用のボディーは、オープンカーであるにも関わらず非常に高いボディー剛性で、オープンカーでは良く見られるスカットルシェイクと言われる段差通過時のボディーの不快な振動が感じられない、カッチリとした剛性感の高い頼もしいフィーリングを実現しており、不快な振動も抑えられている為、爽快で滑らかな乗り心地に繋がっています。

高い剛性を持ったボディーと優れたビルシュタインサスペンション、そして最適なブッシュの設定により、冒頭の驚くほどの乗り味を実現していると言えます。

また、ハンドリングは、軽量な車体であることが前提に、この高いボディー剛性と優れたビルシュタイン製サスペンションにより、ハンドル操舵に対する車の動きに遅れが全く無いことに加え、ロールスピードが低くハンドルの舵角に対して本当にリニアに車の向きが変わる為、まさに意のままの気持ち良いハンドリングと言えます。

更に、強化トルセンLSDによる効果で、アクセルを踏み込むとリアに駆動が『ググッ』とかかることが体感でき、コーナー出口でのアクセル操作に対する車の挙動変化を感じることができるので、アクセル操作で車を操るという『FR車両ならでは』の喜びを味わうこともできます。

以上の様に、街中では我慢のいらない爽快な乗り味を味わうことができ、スポーツドライビングではFRならではの楽しいハンドリングを味わうことのできるこのロードスターは、現代のスポーツカーならでは楽しさが満載の乗り味と言えると思います。

【総評】

NDロードスターはエンジン・ミッション・シャーシ・操作系の感触、それぞれがダイレクトで非常に高いレベルでありながら、何かが突出することなくバランスがとれており、運転していて心から気持ち良い感覚を味わうことが出来ます。

これがマツダの言う『人馬一体』というものか、と納得した次第です。

この車よりも、もっと加速性能の優れた車、もっと乗り心地の良い車は他にも存在すると思います。

しかし、このロードスターは加速性能や乗り心地といった基本性能の要素以外の車好きを楽しませてくれる『気持ち良いフィーリング』を持っていると言えます。

また、造りの観点から見ても、専用のプラットフォームのオープンカー。

こんな贅沢な車は今や希少です。

採算的には厳しいかもしれませんが、是非このロードスターというブランドを絶やさないで欲しいです。

オープンカーをお考えの方で、一度もロードスターに乗られたことが無い方は、一度は試乗をされることをお勧め致します。

色々感じることがあるのではないでしょうか?

以上、以前弊社で販売をさせて頂きました ND MAZDA ROADSTER NR-Aのドライブインプレッションでした。

このロードスターやHONDA BEATなども含め、オープンカーは独特の良さがあり、この手の車には造り手の想いが色濃く表れているものです。

今までこういった造り手の想いの詰まったオープンカーに一度も乗られたことの無い方は、一度試乗してみて下さい!

何か感じるものが必ずあるはずです!

これからも不定期でこのようなドライブインプレッションをお届けしていこうと考えておりますので、過去販売車両の中で『この車種のインプレをUPして欲しい』などリクエストが御座いましたら是非お知らせ頂ければ幸いです。

では、失礼致します。

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