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HONDA ACTY VAN ご納車前整備
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
既にご納車済で、前回までご用命頂きましたオプション作業の様子をご紹介して参りました、HONDA ACTY VAN ですが、今回は、お客様にご納車後も安全且つ安心してドライブを楽しんで頂く為に、弊社におきまして全車両に行っておりますご納車前整備の様子をご紹介致します。
尚、本車両におきましては、ご納車前メンテナンスとしまして各部確認及び清掃を実施しましたことに加え、車検を取得したばかりの車両の為、現状全く不具合の無い車両では御座いますが、ご納車させて頂きました後も安全且つ安心してお客様にドライブを楽しんで頂きたいという考えから、以下に項目において、改めてご納車前整備を行いました。
・エンジンオイル量、汚れ確認・補充
・冷却水量確認・補充
・ブレーキパッド残量確認
・ブレーキフルード液量確認・補充
・タイヤの状態確認・空気圧調整
・ホイールナット規定トルク締付
・ワイパーの状態確認
・ウィンドウウォッシャー液量確認・補充
・バッテリー充電
・各部締付ボルトナット確認
・各電装品の動作チェック
・灯火類チェック
・内外装徹底洗車
本車両におきましては、上記の通常のご納車前整備項目に加えまして、アクセルワイヤーの張り調整及びハンドルセンターの調整を実施致しましたので、併せてご紹介致します。
では早速、各項目の確認結果及び作業の様子を記載して参ります。
・エンジンオイル量、汚れ点検・補充
オイルレベルゲージにて確認結果、量及び汚れ具合共に問題無しOK。
・冷却水量確認・補充
エンジンクーラントの量、汚れも問題無くOK。
・ブレーキパッド残量確認
①フロントブレーキパッド
②リアブレーキシュー
フロントブレーキパッド、リアブレーキシュー共に残量十分であり、問題無しOK。
・ブレーキフルード液量確認・補充
ブレーキフルード液量、汚れ共に問題無しOK。
・タイヤの状態確認・空気圧調整
規定値の前2.2kPa、後4.5kPaに調整実施済み。
・ホイールナット規定トルク締付
4本共に締め付けトルク103N・mで締め付け確認OK。
・ワイパーの状態確認
拭きムラも無く問題無しOK。
・ウィンドウウォッシャー液量確認・補充
ウォッシャー液補充実施済で問題無しOK。
ウォッシャー噴霧も問題無し。
・バッテリー充電
充電実施済みでOK。
・各部締付ボルトナット確認
ブレーキキャリパーボルトやサスペンション関連、サブフレームなどの主要ボルトも緩み無くOK。
・各電装品の動作チェック
エアコン、オーディオなど電装品は問題無く動作しておりOK。
・灯火類チェック
全ての灯火類問題無しOK。
・内外装徹底洗車
外装に関しましては、ご納車前にガラスコーティング施工実施済の為ピカピカです。
※ガラスコーティング施工の様子はこちら ⇒ HONDA ACTY VAN ガラスコーティング施工
加えまして、内装もご納車前メンテナンス時に徹底清掃実施済みです。
※ガラスコーティング施工の様子はこちら ⇒ HONDA ACTY VAN ガラスコーティング施工
上記の様に、各項目のチェック及び清掃実施した結果、全ての項目で問題無く、大変綺麗な状態でご納車をさせて頂いております。
以上、通常のご納車前整備の紹介をして参りましたが、続きまして、本車両における個別整備と致しまして、アクセルワイヤーの張り調整及びハンドルセンターの調整を実施致しましたので、ご紹介致します。
・アクセルワイヤーの張り調整
お客様より、アクセルペダルの遊びを小さくして欲しいとのご要望を頂きました為、アクセルワイヤーの張り調整を実施致しました。
HONDA ACTY VANはエンジンが後方にあるMR駆動方式ですので、アクセルワイヤーの調整を行うには、ラゲッジルーム下にあるエンジンルームにアクセスする必要があります。
ラゲッジマットを剥がすと、エンジンルームリッドが現れます。
固定ボルトを4本外して、リッドを外します。
エンジンが現れました。
元からそれほど汚れは御座いませんでしたが、水拭きでエンジンルーム内を綺麗に清掃します。
清掃が終わりましたら、スロットルに繋がっているアクセルワイヤーの張りを調整し、アクセルペダルの遊びが最小限となる様にして完了です。
・ハンドルセンター調整
少しだけですが、ハンドルのセンターが時計回り方向にズレておりましたので、ぴったりセンターとなる様に調整を実施致しました。
このハンドルセンターのズレは大変気になるもので、より気持ち良いドライブを阻害してしまうものですので、基本的にズレている場合はご納車前に調整をさせて頂くことにしております。
ハンドルセンターの調整方法としましては、左右のタイロッドを回して、左右のナックルを同じ方向に同じ量動かすことで、アライメントに影響を与えずハンドルセンターの調整が可能です。
今回の場合ですと、ハンドルが時計回り方向にズレており、タイロッドが前引きの為、運転席側はタイロッドを伸ばす方向に調整し・・・
助手席側はタイロッドを縮める方向に調整しすればハンドルのセンターは反時計回りに動くことになります。
そして、調整しては走ってを繰り返し、納得できるところまでセンターが出たところで作業完了です。
以上、しっかりご納車整備含め各部メンテナンス及び清掃をして参りましたので、お客様におかれましては、大変状態の良いHONDA ACTY VANにて安心してドライブをお楽しみ頂けるかと存じます。
本車両は既にご納車済みで御座いますが、ご納車の際にはお客様に大変お喜び頂けました。
ということで、次回は大変遅ばせながら、10月23日(金)に行いましたHONDA ACTY VANのご納車の際のご報告をさせて頂きます。
では、失礼致します。