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M.TEC.サージョン様OH歴あり 程度極上 HONDA BEAT Version.F ご納車前メンテナンス ボディー状態確認①

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日ご成約のお知らせをさせて頂き、3月初旬に愛知県のT様にご納車予定の『M.TEC.サージョン様OH歴あり 程度極上 HONDA BEAT Version.F』におきまして、ご納車前メンテナンスを推進中です。

※車両のご説明はこちら ⇒ M.TEC.サージョン様OH歴あり 程度極上 HONDA BEAT Version.F ご成約頂きました

本BEATにおきましては、販売前メンテナンス実施前にご成約を頂きました為、本来は販売前に行いますメンテナンスをご納車前メンテナンスとして実施することと致しますので、その作業の様子をシリーズでご紹介致します。

前回は第1回目【内装清掃編】として、シートを外して内装を徹底的に清掃をした際の様子をご紹介致しました。

※内装清掃の様子はこちら ⇒ M.TEC.サージョン様OH歴あり 程度極上 HONDA BEAT Version.F ご納車前メンテナンス 内装徹底清掃

以降、3回に分けて、ボディーの状態確認及び清掃の様子をご紹介して参りますが、今回はご納車前メンテナンス第二回目【ボディー状態確認編①】として、BEATの錆定番ポイントであるサイドシルの状態確認及びサイドエアダクトを外してサイドシル内側の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。

では、早速ですが、まずはBEATで錆確認ポイントとして一番メジャー且つ容易に確認することのできるサイドシルの確認から行います。

・運転席側サイドシル

・助手席側サイドシル

この部分は、サイドシル下側の水抜き穴が塞がってしまうことで、サイドエアダクトから侵入した水が溜まり、錆が発生してしまうポイントで、錆が進んでしまうとサイドシルのつなぎ目や表面まで錆が浮き出てしまいますが、このBEATにおきましては、運転席側、助手席側共に、全く錆の兆候すら見られず、非常に綺麗な状態です(内部の確認は後述します)。

続いては、ジャッキアップポイント等を含めた、サイドシル下側を確認します。

・運転席側

・助手席側

このジャッキアップポイント及びサイドシル下側ミミ部分もBEATにおいては錆のチェックポイントとなりますが、この車両においては、錆は勿論のこと、曲がり、擦り傷等も無く、全くもって綺麗な状態です。

続きましては、サイドエアダクトを外してサイドシルの内側を確認して参ります。

上記にてご紹介致しましたサイドシル外側からの確認にて問題無くても、内側のフレームに錆が発生していると大事ですので、このサイドシル内側の確認も重要です。

まずは運転席側からですが、サイドエアダクト取り外しは、室内側からビス3本を外し、ボディーとサイドシルの隙間から細いマイナスドライバーの様なもので3つのクリップを確実に外してから取り外します。

この作業を怠りビスだけ外して無理やり引っ張るとクリップの台座部分が割れてしまいますので注意が必要です。

どれだけ状態の良い車両といえども、この部分は通常は清掃することが無い部分ですので、手の届く範囲とはなりますが、内側の奥まで溜まった汚れを綺麗に清掃致します。

綺麗に清掃をしましたら、内部をライトで照らして、奥まで目視で良く確認します。

写真ではこの程度までしか撮影できておりませんが、目視でも奥まで錆は全く見られません。

確認が終わりましたら、サイドダクトを清掃してから、元に戻します。

元に戻す際は、きっちり3つのクリップがボディーに嵌る様に奥に押し込み、クリップがボディーに噛んだことを確認した後にビスの固定を行わないとサイドエアダクト後端が浮いてしまいますので注意が必要です。

続いて、助手席側の確認に移ります。

こちらも、サイドエアダクトを外して、清掃してから始めます。

そして、内部の確認を行います。

助手席側のサイドシル内側にも錆が全く無いことを確認できました。

このサイドシル内側までは仕入れの際に確認できない部分ですので、一安心と言えますが、本車両の状態や雰囲気からして問題無いことはある程度予想できます。

さすがに、10数台のBEATを見てきておりますと、何となく車両から醸し出される雰囲気や匂いでわかってくるものです。

因みにですが、上の写真は助手席側のサイドダクトから後ろ側に向かって内部を見たところですが、黒い樹脂パーツはエアクリーナーBOXに繋がるダクトの吸気口です。

エンジンルーム内では無く、わざわざこのサイドエアダクト入口にダクトを持ってきているのは、エンジン内の温度の高い空気では無く、サイドエアダクトから入る温度の低い空気を吸う為です。

吸気温度が低くなると、空気密度が上がり、点火時期も進めることが出来ますのでエンジンパワーを効率良く引き出すことができます。

さらに、この吸気口からエアクリーナーBOXまでかなり距離がありますが、吸気管長を長く取り、出来るだけ低速トルクを稼ぎたいという意図も見てとれます。

NA 660ccエンジンではどうしても低速トルクは不足気味になる為、吸気管長が長くとり可能な限り低速トルクを確保したかったのだと思います。

従いまして、外品のむき出し吸気パーツに交換してしまうますと、吸気温度が高くなることに加え、吸気管長が短くなることでアクセル踏み始めのレスポンスは向上すると思いますが、低速トルクは低下してしまうことが予想できますので注意が必要です。

話が逸れてしまいました。。。

助手席側の確認が終わりましたので、サイドエアダクトを清掃して、元に戻します。

以上、ここまでBEATのボディーにおける錆定番ポイントであるサイドシルの状態確認及びサイドエアダクトを外してサイドシル内側の状態確認及び清掃を行って参りましたが、各部錆の発生は無く、大変良好な状態であることが確認できました。

続いては、フロントバンパーを外してフレームの修復歴有無確認や錆の状態確認、及び各部清掃を行いますが、次回【ボディー状態確認編②】としてその様子をご紹介して参ります。

では、失礼致します。

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