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ご依頼作業:VOLVO V90 T8 室内異音低減作業 その②

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

この度、大阪府にお住まいのお客様より、VOLVO V90 T8 において走行中に室内から発生する異音に関してお困りとのことでご相談を頂きまして、この度弊社にて異音低減作業をさせて頂くこととなりました。
(※併せてウィンドウ撥水コーティング作業もご用命頂きましたので追ってご紹介予定です)

そこで、内装異音低減として実施致しました作業の様子を2回に分けてご紹介しております。

本車両における異音発生箇所としましては、主にリア廻りに集中しており、主に以下の箇所から異音が発生していました。

①テールゲート周辺(ビビリ音とコトコト音、スレ音)
②助手席側リアシート固定ストライカー(コトコト音)
③助手席側リアドア(ビビリ音と軋み音)
④サンルーフ(ピチピチ音と軋み音)

その中で前回は【異音低減作業その①】としてリアテールゲート周辺における異音低減作業の様子をご紹介致しましたが、今回は【異音低減作業その②】としまして、助手席側リアシート固定ストライカー、助手席側リアドア、そしてサンルーフにおける異音低減作業の様子をご紹介致します。

※テールゲート周辺の作業はこちら ⇒ VOLVO V90 T8 室内異音低減作業その①

では、早速ですが、助手席側リアシート固定ストライカーからの作業に入ります。

この部分からの異音は助手席側リアシートを倒すと消えるので、ストライカーからの異音であると判断して作業を行いました。

本車両のストライカーは位置調整が容易にできない様でしたので、まずはグリスアップにて対応を試みましたが、音が軽微になったものの解消には至りませんでしたので、シートにあるキャッチ側の調整を行いました。

調整は化粧パネルを外して、内部のキャッチの位置調整を行いました。

調整後に試走を行いましたら、無事に異音は解消致しましたので、この部分の異音処理はOKです。

続いて、助手席側リアドア周辺から発生していた軋み音とビビリ音対応に入ります。

まず軋み音の方は間違いなくドアの上部から発生していましたので、ウェザーストリップのスレによる軋み音に間違いないと判断しました。

このウェザーストリップからの軋み音は脱脂により収まる場合と潤滑することで収まる2パターンがありますが、本車両は脱脂を行いましたところ音が明確に大きくなりましたので、ゴム専用の浸透型潤滑剤をウェザーストリップに塗布しました。

結果、無事に軋み音は解消しましたが、潤滑により上部からの軋み音が解消したということは、上部の当たりが他の部分に比べて過大であることが真の原因と判断して、ストライカーとキャッチ部分にてドアの建付けを少し下側に調整を実施致しました(※本車両はストライカーは遊び程度しか調整できませんでした)。

副次的な効果ではありますが、プレスラインもぴっちり合いました。

これで、助手席側リアドアからの軋み音は解決ですが、ドア上部のライニング部分からビビリ音が出ていましたので続けてその対応を行います。

この部分を軽く手で叩くと内部からビビリ音が出ていましたので、アシストグリップ等を外して内部を確認します。

このライニングの内部にはカーテンエアバッグがあるので容易にいじることができませんので、ライニングの動きを止めることでビビリ音を抑える為に、カーテンエアバッグに影響が無い位置を選んでスポンジを挟んでは異音の確認を繰り返し、ビビリ音が無くなる位置にスポンジを挟んで対応は完了です。

そして、試走を行いましたところ、無事にビビリ音も無くなりました。

これで、助手席側リアドア周辺の異音処理は完了しましたので、残るはサンルーフからの異音の対応です。

この部分の異音対策は本当に苦労しました。。。

結果からするとサンルーフの2カ所から音が出ていたのですが、音の発生は2パターンで、1つはエンジンの振動が大きくなった際のピチピチ音と、もう一つは滅多に発生しないのですが、ある特定の路面のウネリを通過し車体がねじられる様な入力が入った際に小さな軋み音が発生していました。

まず、ピチピチ音に関しては、リア側の固定されているサンルーフ前端部からとすぐに音の発生箇所が判明しましたので、浸透型潤滑剤を塗布しましたところ解消致しました。

そこで、恒久的な対応として、非常に薄いエプトシールを挟んで試走しました異音は無くなりましたのでOKです。

そして、軋み音の方ですが、この車両のサンルーフは非常に剛性が低く、はめ込まれているだけの様な状態ですのでこのサンルーフそのものからの異音であるとの固定観念を持って作業を行っていたことに加え、前述のサンルーフそのものに対する対応で1カ所は解消したという経験がダメでした。

サンルーフそのものからの軋み音を抑えようと色々TRYしましたが、全く解消せずで、かなりの時間を費やしてしまいました。

そして、色々考えましたところ、サンルーフのサンシェード部分に関しては何もしていないことに気付き、早速サンシェードのスライドレール後端を手で押さえてみると、走行中に発生している軋み音と同じ音が発生していました。

口で説明することが難しいですが、サンシェードのスライドレールの上にサンルーフが乗っている様な構造の為、車体に捻じれる様な入力が入り、サンルーフに力が加わった際に、スライドレールにも力がかかり異音が発生していたのだと考えられます。

そこで対応としては、音が発生している部分に潤滑剤を塗布し、加えて動きそのものを抑える為に硬度の高いスポンジをレール下に挟んで対応を致しました。

そして、試走を行いましたところ、無事に軋み音も解消です。

ちなみに、作業が完了し、お引渡しの際に作業内容の報告を行いましたが、お客様にこのサンシェードの部分からの異音に関して苦労したお話をさせて頂きましたところ、『サンシェードを動かすと音がしないことがありましたよ』とおっしゃっており、作業前にしっかりお話をお伺いする等の状況把握が足りなかった事、私自身もサンシェードを動かす等の検証が足りなかった事等の反省するべき点がありましたので、今後に生かしたいと思います。

とにもかくにも、以上お伝えしてきました異音低減作業にて、お客様がお困りになっていた箇所からの異音は無事に全て解消致しました。

このVOLVO V90 T8はPHVということもあり、元々大変静かな車内で御座いましたが、今回の異音低減作業により本当に静かな車内になったかと存じます。

後日にお客様よりご連絡を頂きまして、今回の作業にご満足を頂けました様で何よりで御座います。

大きな入力に対するダッシュボード廻りからの異音に関しましては、また気になりました際にはご連絡下さいませ。

可能な限り対応させて頂きたく存じます。

以上、VOLVO V90 T8 における室内異音低減作業における様子を2回に渡りご紹介して参りましたが、次回は異音低減作業と同時にご用命頂きましたウィンドウ撥水コーティング作業の様子、そして洗車及び室内清掃をしてお渡しするまでの様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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