ブログ

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日入庫のお知らせをさせて頂き、在庫車両の1台であります『修復歴無く走行距離少ないAP2モデル 無限などカスタマイズ多数の程度極上 HONDA S2000』ですが、販売開始前に行います販売前メンテナンスの様子をシリーズでご紹介しております。

前回は第4回目【足廻り状態確認編①】として、フロントにおけるシャシー関連、足廻りのゴム部品の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致しましたが、今回は最終回となります【足廻り状態確認編②】として、リアにおけるサスペンションやアーム類、足廻りのゴム部品の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。

※フロント足廻りの状態確認及び清掃の様子はこちら ⇒ HONDA S2000 フロント足廻り状態確認①

では、早速、リアをジャッキアップして、ホイールを外し、清掃と確認を行って参ります。

まずは運転席側からですが、リアもフロントと同様に基本的に綺麗な状態です。

ここから各部の清掃を行って行きます。

綺麗になりました。

ホイールハウスから確認できるリアに伸びるサイドフレームも綺麗で、やはり修復歴はありません。

また、リアサスペンションもエナペタルのE12サスペンションですが、オイル漏れや錆も見られる綺麗な状態です。

ちなみに、リアにおいてもブレーキホースはステンメッシュホースが装着されております。

また、アーム類やサブフレームにおいても錆や、曲がりなどは無く、状態は大変良好です。

続いて、リアのゴム部品の確認に入ります。

まずは、アッパーアームボールジョイントブーツですが、ヒビ割れもなく綺麗な状態です。

続いて、ロアアームボールジョイントブーツもヒビ割れはありません。

そして、トーコントロールアームのボールジョイントブーツも良好な状態です。

更に、スタビライザーリンクのブーツも問題ございません。

当然、ドライブシャフトのブーツにおいても2つ共に綺麗な状態です。

最後に、リアブレーキパッドに関してもフロントと同様にプロジェクトμ製となりますが、残量は約9.5mmですので、ほぼ新品と言えるものです。

これで、運転席側リアのサスペンション、アーム類、ブーツ類及びブレーキパッドにおいて全て問題無いことが確認できました。

ということで、続いては助手席側リアに移ります。

こちらも通常使用範囲の汚れであり、基本的には綺麗ですが、清掃をして更に綺麗にします。

サスペンションはじめ、アーム類も大変綺麗になりました。

助手席側も気になる点は皆無であり、しっかりメンテナンスされてきた故の本当に良好な状態と言えます。

そして、清掃が終わりましたら、ブーツ類の確認を行います。

まずは、アッパーアームボールジョイントブーツ・・・

ロアアームボールジョイントブーツ・・・

トーコントロールアームボールジョイントブーツ・・・

スタビライザーリンクブーツ・・・

そしてドライブシャフトブーツ・・・

以上、助手席側においても全てのブーツ類が問題無いことを確認できました。

最後に、リアブレーキパッドの残量は約9.5mmですので、問題無しです。

以上、リアにおける足廻り関連の状態を確認、清掃を行って参りましたが、運転席側、助手席側共にサスペンションやアーム類、ゴム・ブーツ類、そしてブレーキパッド全て問題無い状態であり、今すぐに交換が必要な部品はありません。

これで、前回ご紹介致しましたフロントとあわせまして、足廻り関連におきましては現状全く問題無く、大変良好な状態であることが確認できました。

加えて、徹底的に清掃も致しましたので、足廻りまで清潔感のある状態でお乗り頂けるかと存じます。

ということで、これを持ちまして、5回に渡りご紹介して参りました、この度販売を致しますHONDA S2000の販売前メンテナンスは完了となります。

内装清掃から始まり、車両の隅々まで丁寧に綺麗にして参りました。

そして、エンジンに並び、S2000の楽しさを司る部分であるボディー、足廻りが大変良好な状態であることも確認して参りました。

もちろん、エンジンに関しましても、試乗を行いまして、音や吹け上がりフィーリングなどから問題が無いことを確認しております。

以上を持ちまして、私としましても自信を持って、そして安心してお客様に販売をさせて頂くことができます。

修復歴が無く、走行距離も少ない、そしてここまで状態が良好で、きっちりと走りの質を高めるカスタマイズが施されているAP2 S2000は今や希少と言えます。

是非、この状態の良いHONDAが生み出した類まれなるピュアスポーツカーであるS2000を手に入れて頂きまして、街乗りからワインディング、サーキットまで安心して、思う存分お楽しみ頂けましたら幸甚に存じます。

次回は、この度作業のご用命を頂きました、LEXUS LS600h における室内異音低減作業の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。