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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

この度、注文販売車両としてご成約頂きました VOLVO V60 B5 インスクリプション（ZB420）ですが、通常販売車両と同様に販売前メンテナンスを実施させて頂きましたので、作業の様子をご紹介しております。

前回は足廻り確認と清掃の様子をご紹介致しましたが、今回はエンジンルームの状態確認における様子をご紹介致します。

※外装清掃の様子はこちら ⇒ VOLVO V60 販売前メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ VOLVO V60 販売前メンテ内装清掃
※フロント足廻りの様子はこちら ⇒ VOLVO V60 足廻り清掃・確認①
※リア足廻りの様子はこちら ⇒ VOLVO V60 足廻り清掃・確認②

では、エンジンルームの状態確認に入りますが、本車両はR3年式の走行距離11,250kmと新しく、走行距離も大変少ない為、エンジンルームにおいて問題となる箇所がある可能性は大変低く、念のための確認といった意味合いで確認作業をさせて頂きました。

ということで、まずはエンジンルームを隅々まで見渡して、エンジンオイルの漏れや滲みが無いか、補器類や配管などから漏れや滲みが無いかを確認致しましたが、問題となる箇所はございませんでした。

続いて、エンジンオイル量のチェックを行いますが、本車両はエンジンにオイルレベルゲージが存在せず、電子式オイルレベルセンサーによる測定となる為、センターディスプレイによる確認となります。

尚、センターディスプレイにオイルレベルを表示させる為にはエンジン暖気状態で測定する必要がありますので、少し走行を行った後に確認致しますが、結果はMaxレベルであり問題無しOKです。

因みにですが、本車両はメーカー保証が1年残っており、お客様が保証継承を行うこととなりますが、ボルボディーラー様に確認致しましたところ、保証継承と同時に1年点検を行い、その際に無料にてエンジンオイル交換が行われるとのことでしたので、お客様にその旨をお伝えし、今回はエンジンオイル交換は行わずご納車することとなっております。

続いては、エンジンクーラント量の確認を行います。

エンジンクーラントのリザーバータンクはエンジンルーム左側のメンテナンスリッド内にあるので、リッドを取り外して確認します。

確認結果は、MAXレベルとMINレベルの間の適正量であり、汚れ具合も問題無くOKです。

続いて、ブレーキフルード量ですが、エンジンクーラントと同じメンテナンスリッド内にあります。

確認結果は、MAXレベルまであり、汚れ具合も問題無くOKです。

今度は、エアクリーナーエレメントの確認を行います。

エアクリーナーケースカバーが5本のトルクスボルトで固定されておりますので、全て緩めてカバーを取り外し、内部からエアクリーナーエレメントを取り出します。

これがエアクリーナーエレメントのダーティーサイド側ですが、走行距離が11,250kmと少ないので汚れも少なく、まだまだ使用可能な状態です。

因みに、このエアクリーナーエレメントの構造が少し変わっており、通常良く見るエレメントに加え、更にもう一層のフィルターが装着されております。

もちろん、メーカー側が意思を持って採用しているので、これもVOLVOの設計思想なのだと思いますが、通気抵抗よりもよりダストを取り除くことを優先していることが伺えます。

（もしくは、このフィルターはエンジン性能に影響がほとんど無いのかもしれませんね）

確認が終わりましたので、軽く清掃を行った後に元に戻します。

そして、エンジンルームにおける最後の確認と致しましてウォッシャー液量確認を行います。

結果、ウォッシャー液は少し減っておりましたので、満タン補充を行っておきました。

以上で、エンジンルームの状態確認は完了ですが、当然といえば当然ですが、全てにおいて状態は良好で、問題となる箇所はございませんでした。

ご納車の後に保証継承に際してディーラー様にて改めて点検を受けることになるかと存じますが、それまでの間においても安心してお乗り頂けるかと存じます。

以上で、5回に分けて販売前メンテナンスの様子をご紹介して参りましたが、状態が大変良好な車両であることをしっかりと確認することができました。

加えて、各部を徹底的に清掃致しましたので、限りなく新車の状態に近付けることができたのではないかと思います。

これにて、VOLVO V60 B5 インスクリプションにおける販売前メンテナンスの様子のご紹介は終わりとなりますが、次回からはオプション作業としてご用命頂きました、ボディーのガラスコーティング、ホイールコーティング、ウィンドウ撥水コーティング施工の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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