ブログ
HONDA N-WGN CUSTOM Lターボ 納車整備 ボディーガラスコーティング施工
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
9月に入っても日中はまだまだ暑い日が続いておりますが、朝と晩は少し涼しさを感じることができる様になってきたことに加え、セミの鳴き声が聞こえなくなったことや、日が短くなっていることから、確実に『秋』が近付いてきていることを肌で感じます。
そんな今日この頃ですが、弊社では昨日まで BMW ALPINA B3 ツーリング という珍しいお車のボディーガラスコーティングをご用命頂きましたので作業をさせて頂いておりました。
このBMW ALPINAの車両は試乗もしたことが無く、自動車雑誌等で見る乗り味の良さに対して憧れの念を持っておりましたが、そんなお話をお客様にさせて頂いておりましたところ、ご厚意により運転させて頂くことができたのですが、『トロリと濃厚でしなやかな乗り味』は本当に素晴らしかったです。
また、お客様は『踏んで踏んで(笑)』と仰っておりましたものの、さすがに何かあってはいけないのでアクセルを踏み込むことはできませんでしたが、少しのアクセルの踏み込みに対してエンジンがすぐに反応し、『みっちり詰まったトルク感』と『絹の様に滑らかなエンジンフィール』を感じることができました。
よく『アルピナマジック』という言葉を聞きますが、実際に乗ってみて、その言葉の意味を体感することができ、いつか所有できるならしたいという気持ちが強くなりました次第で御座います。
作業をご用命頂きました事に加え、貴重な経験をさせて頂きました事に感謝感激で御座いますが、ガラスコーティング施工に関してはキッチリを作業をさせて頂き、お引渡しの際には仕上がりに対して大変ご満足頂けました。
この度はガラスコーティング作業をご用命頂きまして誠にありがとう御座いました。
ALPINA B3 ツーリングのコーティング施工の様子に関しましてはもちろん後日にご紹介予定で御座います。
さて、、、
この度、注文販売車両としてご成約頂きました HONDA N-WGN CUSTOM Lターボ(JH3)ですが、オプション作業として以下の作業をご用命頂きました。
①エンジンオイル交換
②オイルフィルター交換
③ボディーガラスコーティング施工
前回はエンジンオイル及びオイルフィルター交換の様子をご紹介致しましたが、今回は③ボディーガラスコーティング施工の様子をご紹介致します。
そこで、今回はボディーのガラスコーティング施工の様子をご紹介致します。
今回ガラスコーティング施工を行います HONDA N-WGN は、前オーナー様が大切に扱われてきた様で、基本的に綺麗な塗装状態を保っておりますものの、洗車機により入ったと思われる多数の洗車傷や、屋外保管では避けて通ることのできないウォータースポットなどにより、塗装面が多少くすんで見えてしまっている状態でした。
そこで、ポリッシング作業にて洗車傷やウォータースポットをしっかり除去することにより、くすみの無い塗装面に仕上げた上で、ガラスコーティング塗布(撥水)を行うことで、『艶の更なる向上』及び『メンテナンスの容易化』や『塗装面の保護』が可能となります。
では早速作業のご紹介に入りますが、まずはポリッシング作業の際に余計な傷が入らない様に、洗車と鉄粉除去作業から始めますが、すでに洗車は実施済みですのでホコリを落とすレベルの水洗い洗車を行います。
水洗いにてホコリを落としましたら、鉄粉除去作業の為に鉄粉除去剤をパネル毎に塗布して、粘土を用いて鉄粉を除去していきます。
全てのパネルにおいて鉄粉を除去致しましたら、鉄粉除去剤を綺麗に落とすために改めて洗車を行い、水分が残らない様にブロアも用いてしっかりと拭き上げましたら、続いてはポリッシング作業に入る前のマスキング作業を行います。
このマスキング作業は、コンパウンドがパネル間などの隙間に入り込まない様に、またポリッシング作業の際に研磨したくない箇所の保護等が目的で、主にパネル隙間やメッキ部、無塗装樹脂部、ゴム部品、エンブレム、ステッカーなどにマスキングテープを用いてマスキングをしていきます。
必要な箇所にマスキングを行いましたら、ガラスコーティング施工における下準備が完了ですので、ガラスコーティング施工における肝の作業といえるポリッシング作業に入ります。
弊社では完全屋内施工にて専用照明を用いてポリッシング作業を行うことで、きちんとボディー表面にある傷の状態を把握しながらポリッシング作業を実施することができ、塗装面の研磨を最小限に抑えながら確実な小傷の除去および艶の向上が可能です。
尚、ポリッシング作業は、塗装の状態や傷の深さ、種類などに応じて、最適な研磨剤(コンパウンド)とバフの組み合わせを選択して作業を行いますが、基本的には小傷やウォータースポットを除去するポリッシング工程(初期研磨)、艶を向上させるポリッシング工程(仕上げ研磨)の2工程を踏んでポリッシング作業を行うこととなります。
ということで、1部分ではありますが以下にポリッシング作業のご紹介としてボディー各部のポリッシング前とポリッシング後の状態をご紹介して参ります。
・ボンネットポリッシング前
ボンネットにおきましては、多数の洗車傷や、太陽の熱とエンジンからの熱が加わる為イオンデポジットやウォータースポットなどが見られ、塗装面が多少くすんでいることがご覧頂けるかと存じます。
そこで、ポリッシングにて洗車傷とウォータースポットを取り除いていきます。
・ボンネットポリッシング後
洗車傷やウォータースポットが無くなり、キリっとした綺麗な塗装面になりました。
続いては、運転席側フロントドアパネルです。
・運転席側フロントドアポリッシング前
ボンネットと同様に洗車傷が多数見られる状態ですので、しっかりポリッシングして除去していきます。
・運転席側フロントドアポリッシング後
綺麗な塗装面になりました。
続いては、ルーフですが、ルーフには薄い擦り傷が入っておりましたが、ポリッシングを行うことで除去できました。
・ルーフポリッシング前
・ルーフポリッシング後
傷は綺麗に無くなりました。
続いてバックドアです。
・バックドアポリッシング前
・バックドアポリッシング後
また、サイドバイザーなどの透明樹脂部分は傷が目立ちやすいですが、綺麗に除去致しました。
・サイドバイザーポリッシング前
・サイドバイザーポリッシング後
このサイドバイザーの傷は意外と目に入る部分ですので、傷が無くなることで綺麗になったことをご実感頂けるかと存じます。
といった様に、全てのパネル部分やライトにおいてポリッシング作業を行い、塗装面を整えます。
これで、塗装面に小傷やウォータースポットなどの無い、すっぴんの綺麗な塗装面に仕上がりました。
そして、磨き残しが無いか、コンパウンド残り(焼き付き)が無いかをしっかり確認しましたらポリッシング作業としましては完了ですので、研磨粉を洗い流す為に一度洗車を行います。
尚、せっかく綺麗になった塗装面に傷が入らない様に、摩擦を減らすためにシャンプー洗車を行っております。
そして、やはり傷が極力入らない様にブロアの使用をメインで水分をしっかりと除去しましたら、コーティング剤を確実に定着させる為に、脱脂作業を行います。
ここまでの作業にて塗装面はツルツルの綺麗な状態になっておりますが、続いてはこの綺麗な塗装面にガラスコーティング剤を塗布していく作業に入ります。
弊社のガラスコーティング剤は『塗装面の保護』はもちろんのこと、ガラスコーティング独特の『光沢感や艶感をより向上』しながら、塗装面の汚れが落ちやすくなる為、『メンテナンス容易化』が可能です。
また、副次的なメリットとしましては、強撥水により洗車後の拭き取り作業が楽になる為、『洗車時の傷のリスクを減らす』ことができたり、『洗車時間の短縮が可能』となります。
コーティング剤の塗布作業としては、専用の不織布付きスポンジを用いてパネル毎に小さな範囲を区切って、塗装面に傷が入らない様に力を入れず優しく塗り込んでいき、コーティング剤を塗布しては拭き取りを迅速且つ確実に繰り返し(この工程で傷が入らない様にタオルは3枚用いて作業を行います)、ボディーパネル全体にガラスコーティング剤を塗布できたら、ガラスコーティング施工作業はいよいよ完了となります。
そして、ガラスコーティング塗布後の N-WGN がこちらです。
しっかりとポリッシング作業にて塗装面を整えた上で、ガラスコーティング塗布を行うことで、塗装面の艶と光沢が劇的に向上し、本当に新車同様の外装に仕上がりました。
更に、長期に渡り塗装面を保護してくれることに加え、汚れがすぐに落ちる、撥水効果で洗車の吹き上げ作業が楽になるなど、メンテナンスも容易になるので、今後も長期に渡り綺麗な状態を維持して頂けるかと存じます。
ということで、ここまでHONDA N-WGNにおけるご納車前メンテナンス及びオプション作業の様子をご紹介して参りましたが、次回はご納車前の最後の確認作業としまして、お客様にご納車後も安全且つ安心してドライブを楽しんで頂く為に、弊社におきまして全車両に行っておりますご納車直前整備の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。
※ご相談やお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ ⇒ ご相談フォーム