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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

この度、大阪府にお住まいのお客様より 三菱アウトランダーPHEV において、以下の多数箇所からの異音でお困りとのことで異音低減作業のご依頼を頂き、先日に作業を実施致しましたので、6回に分けて作業の様子をご紹介致します。

①運転席エアコン吹出口付近
②ダッシュボードセンター付近
③助手席側ダッシュボード付近
④助手席側フロント天井付近
⑤フロント左右ドア
⑥リアシート
⑦ラゲッジルーム

前回はダッシュボードセンター付近における作業をご紹介致しましたが、今回は第3回目として、助手席側ダッシュボード付近から発生していた異音対策の様子をご紹介致します。

※運転席エアコン吹出口作業はこちら ⇒ 三菱アウトランダーPHEV異音対策作業①
※ダッシュボードセンター作業はこちら ⇒ 三菱アウトランダーPHEV異音対策作業②

今回ご紹介致しますダッシュボード助手席付近からの異音に関しては、ご主人様だけでなく、いつも助手席にお乗りになられます奥様もお困りとのことで、常に異音が発生するので気になって色々なところを手で押さえたりしていらっしゃったとのことでした。

そのお気持ち良く良くわかりますし、気になると楽しいドライブが台無しですよね。。。

私も確認致しましたが、助手席ダッシュボードのAピラー根本付近からは『ピチピチ』という配線の当たるような音や『ビリビリ』というビビリ音、そして足元付近からもビビリ音が段差通過に合わせて音が出ており、確かに不快です。

そのうち、Aピラー根本にあるスピーカーカバーに関してはダッシュボードを手で叩くだけでビビリ音が出ておりますので、原因の一つはこのスピーカーカバーで枚違いなさそうです。

そこで、まずはAピラーライニングとスピーカーカバーを取り外してこの部分の対策から行います。

Aピラーライニングを取り外すと、VICS配線？が異音対策されていない状態でプラプラな状態ですので、これが一つの原因と考えられます。

従いまして、この配線を一度引き出して、TESAテープで対策を行います。

続いては、スピーカーカバーですが、ここからはビビリ音が出ておりましたので、ビビリ音が出ない様に爪やクリップに対策を行いました。

ここまでの作業を行った状態でAピラーライニングとスピーカーカバーを取り付け試走を行いましたところ、Aピラーライニング根本付近からの異音は解消致しましたが、まだダッシュボード側面から足元にかけて異音が発生しておりますので、引き続き作業を進めます。

ということで、続いてダッシュボード側面のカバーと足元のキックパネルを取り外して状態を確認します。

ダッシュボード側面部分はやはりドラレコの配線などが裸状態で固定もされておらず通してあるだけですので、これが車の振動で音を鳴らしていたと考えられます。

また、足元キックパネルの部分も多くの配線やプラスチックのヒューズカバーがぐちゃぐちゃに置かれておりだけの状態で、ここも振動でキックパネルに配線が当たって音が出ていたことが容易に想像できます。

従いまして、共に異音が出ない様に対策を行いました。

ダッシュボート側面は当たる部分にTESAテープを巻いた上、固定をして音が出ない様にします。

足元部分も配線をTESAテープや緩衝材で綺麗にまとめた上に純正ハーネスに固定することで音が出ない様にしました。

その他には異音の原因となりそうな箇所はありませんでしたので、キックパネルなどを元に戻し、試走を行いましたところ、、、

無事に助手席側ダッシュボード付近からの異音は解消致しました。

これで奥様も快適にドライブをお楽しみ頂けるかと存じます。

続いては、助手席側フロント天井付近及びフロント左右ドアから発生していた異音対策を行いました際の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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