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HONDA BEAT 販売前メンテナンス 清掃編
こんにちは。
昼間は本当にちょうど良い気温で、外にいるとうれしい気分になります。
さて、そんな気候の良い季節ですが、昨日ブログでご紹介しました程度極上BEATの状態チェック及び清掃の様子をお伝え致します。
弊社に入庫した車両に関しましては、全ての車に対して、各部の状態チェック及び、徹底的に清掃、もしくは状態によっては軽研磨作業を行い、状態の把握と、お客様に気持ち良くご購入頂く為の作業を行いますが、特に少し古めのBEATなどは錆の状態などをチェックする為に、今からご紹介していくような作業も追加で行っております。
これから数回に分けてご紹介していきますが、今回は内装とエンジンルームの清掃及び状態チェックの様子をご紹介致します。
まずは、シートを外して清掃致します。
この車両はカーペットも色あせや染みが無く本当に綺麗です。
BEATにおいては、シートの固定部に錆が見られる車両が多いですが、本車両は、ご覧の様に固定部にも全く錆が見られません。
また、オープンカーでは雨漏れが発生しやくす、雨漏れが発生している車両ではフロアに錆が見られたりしますが、この車両は全く錆はありませんでした。
屋根付き保管で、雨の中の走行はほとんどしたことが無いという前オーナーのお話は本当の様です。
お客様がBEAT等のオープンカーをお選びになる際には、フロアの錆は車の保管状態や車の程度を知る上で大切なバロメーターですので、お店でここまで見ることは出来ないかもしれませんが、お店の方の聞く等、最大限状態把握するように努めて下さいね。
続いてはエンジンルームです。
BEATのエンジンルームのチェックは幌の一部を取り外して、リッドを開けるという作業が発生する為、通常の車よりも面倒ですが、エンジンルーム内を見れば前オーナー達の愛情を知ることができるので、必ずチェック致します。
続いてエンジンルームですが、エンジンルームに入る前に、リアバルクヘッド部も本当に綺麗ですね。
また、バルクヘッド上部の黒い樹脂パーツは日焼けでボロボロになっている車両が大半ですが、この車両は全くもって綺麗です。
内装を見れば一目瞭然ではありますが、この点からも本当に日に当たってこなかったことがわかります。
エンジンルーム内です。
ホコリの堆積が少なく、良く手入れがされていることがわかります。修復歴も無さそうです。
また、パネルとパネルの間の錆は全く見られませんし、エンジンヘッドカバーなどの薄錆も非常に少ないです。
ホースや樹脂部品、ゴム部品も黒々としてひび割れ等無い本当に綺麗な為、どこかのタイミングで交換されているのかもしれません。
外観は凄く綺麗なのに、エンジンルーム内がホコリや泥だらけであったり、錆が見られたり、ホースがひび割れだらけといった車両なんかは要注意ですので、手を出さない方が良いかもしれません。
ちなみに、この車両はプラグコードがNGKのブループラグコードに交換されていますので、安心材料の一つですね。
ちなみに、BEAT弱点のデストリビューターに関しては、対策品に交換済みで、更に77,200km時にビートガレージにて清掃作業実施済なので、当分は問題ありません。
もうエンジンルームを見た時点で、私は前オーナー達が如何に大切に手入れをしてきたかがわかりました。
本田技術研究所に勤務していた際にはホンダが所有する程度の良いBEATを見てきましたが、そのどの車両よりも綺麗です。。。
今回はここまでで、次回以降は、数点パーツを外して内部の状態までチェックをしていった様子をお伝えしようと思います。
では失礼致します。