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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

この度、ご依頼作業としまして、新車のBMW G20 320d M-Sports（ブラックサファイアメタリック）のガラスコーティング施工及びホイールコーティングをご用命を頂きました。

前回までボディーにおけるガラスコーティング施工の様子をご紹介して参りましたが、今回はG20 BMW 320d M-Sportsにおけるガラスコーティング施工の最終回としてホイールのガラスコーティング施工の様子をご紹介を致します。

※前回のガラスコーティング塗布の様子はこちら ⇒ BMW G20 320d M-Sports ガラスコーティング施工【ガラスコーティング塗布～ボディー完成編】

因みに、弊社におけるホイールコーティングにおいては、ホイールの裏側までしっかりコーティング施工する為にホイールを車両から脱着して施工致します。

ホイールコーティングを行うことで、ホイールの艶や輝きが増すことはもちろんのこと、欧州車特有である大量のブレーキダストの清掃作業が非常に楽になります。

更に、裏側まで施工することで、スタッドレスタイヤに交換する際など、裏側の清掃を行う際にも容易に汚れ落としが可能となります。

では、早速作業に入りますが、まずは運転席側フロントホイールから施工作業を行います。

専用のアタッチメントを用いてジャッキアップしてホイールを外します。

そして、ホイールコーティングの前に、ホイールハウス内側やアーム類を綺麗に清掃をしておきます。
(ホイールハウスの車体外側部分のみが綺麗なのは、ボディーコーティングの際に砂の噛み込みを防ぐために予め清掃を行っているためです）

そこまでいらないと言われても、せっかく綺麗にすることをご用命頂いておりますのでできる限り綺麗にしたいと考えています。

コーティングからは話が逸れてしまいますが、この車両の足廻りは見るべき部分が多いです。

ストラット形式となるサスペンション構成部品は、アルミ鋳造品が多く採用されていることがもちろんのこと、ダンパーの太さが非常に太く、容量が大きく如何にも剛性が高そうなことに加え、ダンパーケースにダイナミックダンパーも装着されています。

これは共振を抑え、ブルブルした感触を減らしたりロードノイズの軽減などに効果があると考えられます。

更には、ブレーキのアルミ製バックプレートは空力が考慮された形状になっていたり、ホイールハウス内にブレーキの導風ダクトがあったり・・・見えない部分にしっかりコストがかかっていることが良く分かります。

お客様のお車ではありますが、見ているだけで楽しかったです。

そして、ホイールハウス内の清掃が完了しましたらホイールのコーティング作業に移ります。

ホイールを清掃した後に、脱脂を行い、丁寧にガラスコーティング施工を行います。

施工方法はボディーと同様に、コーティング剤を塗布して、拭き取る作業となります。

このホイールの形状は複雑ですが、スポークの隙間や裏側まで隈なくコーティング施工を行います。

これで、ホイール表側も裏側もピカピカ、艶々です。

施工が終わりましたら、ホイールを車両に戻し、しっかり規定トルク140N・mでボルトを締め付けて運転席側フロントホイールは完了です。

続いて、助手席側フロントホイールのコーティング施工を行います。

まずはホイールハウス内の清掃をして・・・

ホイールのコーティングを行います。

運転席側と同様に、清掃、脱脂の後に、スポークの細部や裏側までコーティングを塗布、拭き取りを行っていき・・・

ホイールを元に戻せば、助手席側フロントホイールのコーティング施工も完了です。

これでフロント側は完了ですので、リアの施工に移ります。

まずは運転席側リアから。

施工内容はフロントと全く同様で、サスペンション、アーム類、ホイールハウス内の清掃から行います。

リアはマルチリンク形式ですが、アーム類は意外にもアルミ鋳造品ではないものの、こちらも如何にも剛性の高そうなごっついサブフレームやロアアームなど、やはり剛性にはしっかり気を配っていることがヒシヒシと伝わってきます。

そして、ホイールハウス内の清掃が完了しましたら、ホイールのコーティング施工です。

清掃、脱脂、コーティング塗布、拭き取り作業と行っていきます、

もちろん、リアもホイール裏側までしっかり施工致します。

そして、ホイールを車体に戻して、運転席側リアホイールも完了です。

最後は、助手席側リアホイールとなります。

ホイールハウスのインナーフェンダーやアーム類にも汚れがございますので綺麗にして参ります。

そして、本車両最後となるホイールのガラスコーティングを行います。

そして、ホイールを車体に戻し、最後に規定トルクでボルトを締め付けましたら、助手席側リアホイールも完了です。

以上で、全てのホイールにおいてコーティング施工が完了です。

このG20 BMW 320dのホイールをはじめ、昨今はポリッシュに塗装のホイールが多くなっておりますので、コーティングを施すことで確実に艶が増し、より車両が栄えます。

『身だしなみは足元から』といいますが、まさに車もそうで、ホイールが綺麗だと車両の印象は全然違いますし、コーティングでブレーキダストの清掃が容易になりますので、より綺麗な状態を長く保つことが可能になるかと存じます。

ということで、BMW G20 320d M-Sports（ブラックサファイアメタリック）のガラスコーティング施工及びホイールコーティングはこれにて全て完了となります。

今回はホイールハウス内の隅々まで綺麗に清掃させて頂きましたので、これで本当の意味で新車と言える綺麗な状態になったのではないでしょうか？

お客様に車両のお引渡しの際には、ご夫婦でお越し頂きましたが、大変お喜び頂きまして、私としましてもやりがいを感じると共に、この度のお客様は本当に車両を大切に考えられている方ですので、綺麗に維持するお手伝いが出来ましたことに対し嬉しく思います（本当に車がお好きな方で、毎回お会いすると車談義で盛り上がってしまいます）。

更には、当方からのお礼のご連絡に対しまして、ご丁寧なご返答を頂きまして、本当に感謝の限りで御座います。

N様、この度はTORINO CARSにBMW G20 320d M-Sportsのガラスコーティング施工及びホイールコーティングをご用命頂きまして誠にありがとう御座いました。

コーティングのメンテナンスに関しては勿論のこと、車のことでお困り事が御座いましたらお気軽にご連絡を頂ければ幸いで御座います。

また、こちらこそ末永いお付き合いをさせて頂ければ幸甚に存じます。

次回からは、ご成約を頂いており、3月初旬にご納車予定のHONDA BEAT Version.Fにおけるご納車前メンテナンスの様子をご紹介して参ります。

では、失礼致します。