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錆少なく程度良好 無限マフラー/ワタナベホイール メンテバッチリ HONDA BEAT 販売前メンテナンス エンジンルーム清掃及び状態確認

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

本日はHONDA CIVIC TYPE-R(FD2)のご納車です。

状態が比較的良好で、サーキット走行もすぐにできる HONDA CIVIC TYPE-R(FD2)をご予算の中で、とのことで車両探しのご依頼を頂いておりまして、ちょうどご要望に沿う車両がご予算の範囲内で見つかり、この度ご納車させて頂くこととなりました。

もちろん、内装の徹底清掃や足廻りの確認及び清掃などなど、通常弊社に入庫した車両と同様のメンテナンスを行いました後のご納車となります。

尚、通常のメンテナンスに加えまして、車高調整からマフラー及び触媒の交換など、お客様のお好みの状態に少しカスタマイズしてのご納車となりますが、車両の調子も良く、お客様にはご満足して頂けるかと存じます

この FD2 TYPE-R のご納車前メンテナンスやご納車の様子は後日ご紹介予定で御座います。

さて、弊社のBEAT在庫車両の1台でございます『錆少なく程度良好 無限マフラー/ワタナベホイール メンテバッチリ HONDA BEAT 』ですが、この度販売前に行います販売前メンテナンスを実施致しましたので、その作業の様子をシリーズでご紹介しております。

※車両に関する説明はこちら ⇒ HONDA BEAT 入庫しました

前回は【ボディー状態確認編③】として、リア廻りの状態確認及び清掃の様子をご紹介致しましたが、今回は第5回目第5回目【エンジンルーム清掃及び状態確認編】として、リアにあるエンジンルームのチェック及び清掃、プラグの状態確認、点火時期確認、アクセルワイヤー調整等を行った際の様子をご紹介致します。

※リア廻り確認の様子はこちら ⇒ ご納車前メンテナンス ボディー状態確認③

では、早速エンジンルームの確認に入りますが、まずは幌後部の固定ボルトを6本を外して幌とスクリーンをめくります。

そして、マットを車外に出しますとメンテナンスリッドが現れます・・・

が、本車両は型取りされたかなりしっかりした断熱材と防音材が敷かれておりました。

こういった、少しでもBEATドライブを快適にしようとされていた前オーナー様の心意気を見ると嬉しくなりますし、前オーナー様が車両を大切に扱われていたことが伝わって参ります。

そして、この断熱材を取り出すとメンテナンスリッドが現れます。

このメンテナンスリッドにも前オーナー様の一工夫が見られます。

通常はメンテナンスリッドは通常のM6ボルトで固定されているのですが、本車両はノブ付きに交換されており工具を使うこと無くメンテナンスリッドが脱着できる様になっております。

前オーナー様がしっかりエンジンルームのメンテナンスのことをお考えになっていたことがこういったところからも伺えます。

このメンテナンスリッドを外す前に隅々まで清掃を行います。

メンテナンスリッド周辺の清掃はもちろんのことですが、こういった隅の奥の清掃も普段はなかなかできない部分ですので、一緒に綺麗にしていきます。

反対側も。

今まで多くの綺麗なBEATを扱ってきましたが、この隅の部分まで綺麗だった車は見たことがありません。

これでメンテナンスリッド周辺が綺麗になりました。

そして、メンテナンスリッドを固定している4本のノブを緩めて車外に出して、ようやくエンジンルーム内の確認と清掃となります。

上の写真は清掃前ですが、ホコリの付着はあるものの、エンジンマウントブラケットやヒューエルレギュレター等の各部鉄部品の錆も軽微な為、大変綺麗なエンジンルームといえます。

ホースなどのゴム部品の劣化状態も問題ありません。

また、青いNGK製のパワープラグコードが装着されておりますが、焼けや色褪せが大変少なく、交換されて間もないものと思われます。

プラグコードも劣化するパーツですが、当分は交換の必要はありません。

そして、全体的にチェックが完了しましたら、エンジンルーム内の清掃を行って参りますが、手の届く範囲を、硬く絞った濡れタオルで奥の方まで丁寧に清掃を行っていきます。

EACVやエンジンヘッドカバー、アルミ部品、樹脂部品、そして奥にあるエンジンマウントも錆はほとんど見られず、本当に良い状態です。

また、はっきりとしたことは確認できませんでしたが、エアクリーナーのサージタンクに断熱材か何かが貼り付けられていることも確認できます。

何か固形の薄いものがアルミテープで固定されているので、空気の流れを良くする様なパーツが装着されている可能性もありますが、とにかく、前オーナー様は色々を手を入れられておられた様です。

これで、エンジンルーム内も綺麗になりました。

続いて、プラグの点検に移ります。

プラグは、焼け色や状態を確認することで、燃焼室内部の異常や、インジェクターのトラブルなどを発見することができる重要なバロメーターであり、摩耗状態などを見ることで今後のメンテナンス情報として役に立ちます。

本車両のプラグはNGKの7番イリジウムプラグが装着されておりますが、3本共に焼け色は良好であり、大変綺麗なことからこのプラグも交換されてからあまり距離を走っていないことが伺えます。

プラグコードと同時に最近に交換したのだと思います。

当然、中心電極、側方電極の摩耗も問題ありません。

プラグの状態が良好であることが確認できましたので、元に戻し、続いては、アクセルワイヤーの張りを調整します。

本車両はアクセルペダルの遊び量が少し大きめでしたので、アクセルワイヤーの張りを適切に調整し、BEATが本来持つレスポンシブルなアクセルワークを味わうことが出来る様に致します。

アクセルワイヤーの遊び調整は、簡単な作業で、アクセルを踏んだ際の印象が良好になるので、おすすめのメンテナンスです。

そして、最後に、この確認作業は本車両から取り入れたものですが、タイミングライトを用いてエンジン点火時期の確認を行います。

この点火時期というのは、良い燃焼を行い、エンジンが本来持つエンジンパワーを引き出す為の大変重要なファクターです。

点火時期が早すぎるとエンジンに重大な損傷を及ぼす『ノッキング』という異常燃焼を起こしてしまいますし、逆に遅すぎるとしっかり燃料が燃えずパワーダウンが起こってしまいますので、メーカーにおける開発ではノッキングテストなどの膨大なテストを行い、安全マージンなども考慮しながら最適な点火時期を設定しています。

BEATにおいては、点火方法がデストリビューターを用いたものですので、点火時期を容易に調整ができますが、裏を返しますとデストリビューターの交換の際などには簡単にズレてしまうとも言えます。

従いまして、本車両において、その点火時期が適切なところとなっているかを確認致します。

確認方法としては、各補正が入らないエンジンを十分に暖めた状態でサービスカプラを短絡させて、タイミングライトを用いて確認を行いますが、本車両はバッチリ規定の点火時期となっていることが確認できました。

写真では見辛いですが、フライホイールの赤い線とエンジンの三角矢印がぴったりと一致していることが確認できます。

本当にしっかりと整備されている車両です。。。

今後はBEATにおいてこの点火時期確認も全車両行っていくことに致します(もちろんズレていましたら調整を実施致します)。

以上で、本BEATにおけるエンジンルーム内の確認及び清掃は終了ですので、メンテナンスリッドを元に戻して4本のノブにて固定し、清掃をしておきました断熱材とトランクマットを敷いて、今回のエンジンルーム関連作業は全て完了です。

以上、エンジンルームの状態やその他のプラグや補器類の状態確認、点火時期確認、そして清掃を行って参りましたが、本車両におけるエンジンルーム内の各部状態が非常に良好であることが確認できました。

また同時に、しっかりとメンテナンスされている車両であることがエンジンルームからも改めて伺えるものでした。

更に、このタイミングでしっかり清掃を行っておきましたので、当分は綺麗な状態でお乗り頂けるかと存じます。

次回は同じエンジン関連である【エアクリーナーケース確認編】として、エンジンの健康状態を計り知る為の一要素であるエアクリーナーケース内のブローバイガスの状態確認及びエアクリーナーエレメントの状態確認を実施致しましたのでその様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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