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イソマサオート様OH済み 20周年記念パーツ多数 程度極上 HONDA BEAT Ver.Z 納車整備 ガラスコーティング施工その①
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
12月に入り、今年も残り1ヶ月ですね。
昨今はめっきり寒くなり、毎朝の通勤に手袋を出しました。
そんな今日この頃ですが、現在はご依頼作業としてご用命頂きました シボレーコルベット(C8)のガラスコーティング施工を行っております。
まさにスーパーカーと言えるこのような車の作業に携われることを素直に嬉しく思いますと共に、この価格帯の車両もコーティング作業もご用命頂ける様になりましたことに少し感慨深くも御座います。
※エンジンをかけた際には『フォン』とスゴイエキゾーストサウンドを放ちます
新車状態にてお持ち込み頂きましたが、やはり傷が多数入っておりますのでしっかりポリッシングにて綺麗にして、完璧に綺麗な状態でご納車させて頂きます。
さて、先日、静岡県のお客様のもとへご納車させて頂きました『イソマサオート様OH済み 20周年記念パーツ多数 程度極上 HONDA BEAT Ver.Z』ですが、引き続きご納車前オプション作業として用命頂きました以下の作業を順次ご紹介しております。
※本車両の詳細はこちら ⇒ HONDA BEAT Ver.Z 入庫致しました
※販売前整備の様子はこちら ⇒ HONDA BEAT Ver.Z 販売前メンテナンス
①LEDヘッドライトバルブ交換
②エンジンオイル・オイルフィルター交換
③ミッションオイル交換
④ブレーキフルード交換
⑤オイルレベルゲージ交換
⑥プラグ交換
⑦タイヤ交換
⑧ETC取付
⑨フロアカーペット・トランクマット交換
⑩メインリレー交換
⑪運転席側シートベルトアウタータング交換
⑫シート生地張替え及びウレタン補修
⑬スピーカー交換(carrozzeria TS-C1630)
⑭ドアガラススタビライザー交換
⑮ドアウェッジ交換
⑯バッテリー交換
⑰バッテリーターミナル交換
⑱バッテリーターミナルカバー交換
⑲キルスイッチ取付
⑳リアトランクステー交換
㉑ボディーガラスコーティング施工
㉒ウィンドウ撥水コーティング施工
㉓エアコンパネル曇り除去施工
㉔フロアマット交換(KARO製)
前回はバッテリー関連交換作業の様子をご紹介致しましたが、今回からボディーのガラスコーティング施工の様子をご紹介致します。
ガラスコーティング施工のご紹介、第1回目となる今回は【洗車(水垢除去)~マスキング編】として、洗車作業(水垢除去)からマスキング作業までの様子をご紹介致します。
今回ガラスコーティング施工を行いますBEAT Ver.Zは、全塗装済みの為、塗装状態は大変良好で物凄く綺麗な状態です。
しかしながら、やはり洗車傷は多数入っている状態ですのでポリッシング作業にて洗車傷を除去した後に、ガラスコーティングを行うことで更に綺麗な塗装面に仕上げて参ります。
では、ここで、今回施工しますガラスコーティング作業の一連の流れを以下に記載致します。
①洗車(水垢落とし)
②鉄粉除去
③マスキング
④研磨(ポリッシング)
⑤脱脂
⑥ガラスコーティング塗布
基本的に上記の手順に従って施工をして参りますが、弊社におけるガラスコーティング施工の特徴と致しましては、全ての作業が『完全屋内施工』という点です。
※全面のシャッターを閉じれば密閉空間になります
屋内にて施工を行うメリットは、飛んでくる砂やホコリをシャットアウトすることで各作業において余計な傷が入ることを防ぐことが可能で、仕上がりが異なって参ります。
更に、暗い屋内にて専用の照明を用いて傷の状態を詳細に確認しながら研磨作業(ポリッシング)が可能な為、細かい洗車傷まで綺麗に取り除くことが可能となります。
『傷が見えない状態で傷を取り除くことはできない』という大前提を元に、完全屋内施工に拘って施工をしております。
そして、ポリッシング作業にて細かな傷を取り除いた塗装面の上に、ガラスコーティング塗布(撥水)を行うことで、艶の更なる向上及びメンテナンスの容易化や塗装面の保護が可能となります。
ではご紹介に入りますが、販売車両の為、塗装の状態確認がしっかりできておりますので、ホコリや油分を落とす洗車作業から行います。
マイクロファイバータオルで優しく洗いしっかり泡を流しましたら、エンブレムの淵や、ウォッシャーノズル周辺などに付着している頑固な水垢の汚れを除去します。
ウォッシャーノズル周辺の水垢は頑固で普通の洗車では落とせませんので、専用のクリーナーを用いて取り除きます。
続いては鉄粉除去作業となるのですが、本車両は鉄粉の付着がほとんどありませんでしたので、余計な傷が入らない様に粘土の使用を避け、鉄粉除去剤を塗布してマイクロファイバータオルで除去する方法で行いました。
因みに、上の画像はボンネットに鉄粉に反応して紫色になる鉄粉除去剤を吹きかけたところですが、全く紫色が出ていませんので、やはり鉄粉の付着がほとんど無かったことがわかります。
そして、大量の水でしっかり洗い流しましたら、続いてはポリッシング作業に入る前のマスキング作業を行います。
このマスキング作業は、コンパウンドが隙間に入り込んでしまわない様に、またポリッシング作業の際に研磨したくない箇所の保護及びエッジ部の削り過ぎを防ぐ目的で、主にパネル隙間部やメッキ部、エンブレム、ステッカー部などにマスキングテープを用いてマスキングをしていきます。
また、BEATでは幌にコンパウンドが付着しないように、幌の一部にもマスキングを行う必要があります。
因みに、今回は前後のライト類のポリッシングもご希望頂きましたので、ライト類のマスキングは行っておりません。
以上の様に必要な箇所にマスキングを行いましたら、ガラスコーティング施工における下準備と言える『洗車~水垢除去~鉄粉除去~マスキング』までが完了です。
続いては、ガラスコーティング施工における肝の作業といえるポリッシング作業になりますが、ポリッシング作業以降の様子は次回にご紹介致します。
では、失礼致します。