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ご依頼作業:BMW F30 320d Sports LCIモデル バッテリー交換
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
先週はブログのUPが少なくなってしまいましたが、新たにTORINO CARSに仲間入り致しますHONDA BEAT買取の旅に出ておりました。
遠方でしたので1泊2日の移動となってしまいましたことに加え、こちらに到着してから改めて車両の状態確認や洗車などの簡易清掃に夢中になっておりましたらブログを記載する時間が無くなってしまいました次第で御座います。。。
この車両は2オーナーの基本的にフルノーマル(希少な純正エアバック付)であることに加え、BEAT弱点ポイントは一通り交換やOH(タイベル、ECU、マスターシリンダー系、エアコン、メーターなどなど)されており、錆も少ない、大変状態の良好な車両で御座います。
見どころ満載な車両ですので、車両の状態に関しましては後日に改めて入庫のブログとして記載させて頂く予定で御座います。
さて、今回は、先日に大阪府在住のお客様よりBMW F30型 320d Sports LCIモデルのバッテリー交換をご用命頂きましたので、作業の様子をご紹介させて頂きます。
この度は弊社に作業をご依頼頂きまして誠にありがとう御座いました。
今回は純正バッテリーからVARTA製のAGMバッテリーへの交換作業となります。
では、本車両におけるバッテリー交換作業のご紹介に入りますが、F30 320dのバッテリーはトランク内の運転席側にある工具入れの奥にバッテリーが搭載されています。
この工具入れを外すとバッテリーが現れますので、バッテリー上部のステーを外します。
続いて、プラス端子側(車体前方側)にベントチューブやマイナス端子側(車体後方側)のバッテリー底部にある固定ステー、そしてプラスとマイナスの端子を緩めて外せば、バッテリーを車から取り出すことができる様になります。
このバッテリーを持ち上げて取り出すことになりますが、なんせ重量が26kgもあり本当に重たいので、傷をつけない様に養生をした上で慎重に車外へ引き出します。
私は何度も交換しておりコツをつかんでおりますが、本当(マジ)に重たいので個人で行われる際には腰などを傷めない様に十分に注意して下さい。
因みに、左側が今回交換する新品のVARTAバッテリーで、右側が車両に搭載されていたBMW純正バッテリーです。
適合品であることを改めて確認しましたら、新品のバッテリーを装着していきますが、手順としましては基本的に外した際の逆の手順となります。
まず、車両側の清掃を行いました後に新しいバッテリーを搭載します。
取り出す際よりも搭載する際の方がもっと大変なんです。。。
車両に傷が入らない様に慎重に且つ気合でバッテリーを搭載致しましたら、底面のバッテリー固定ステーを取り付けた後に、ベントチューブを忘れずに接続し、プラス端子⇒マイナス端子の順で取り付けます。
そして、バッテリー上部のステーを取り付け・・・
工具入れを元に戻せばバッテリー交換作業は完了です。
交換後は、各機能が問題無く作動するか、エラーが出ていないか確認しましたが問題無しですので、引き続き車両の清掃作業に入ります。
まずは、弊社ではバッテリー交換作業に限らず、外装の洗車と内装の清掃を行ってからお引渡しをさせて頂いております。
まずは内装清掃からですが、今回作業を致しましたトランクルームから清掃です。
そして、フロアマットを取り外してフロア廻りの清掃。
そして、ダッシュボードやセンターコンソール、ウィンドウなどの清掃を行います。
内装清掃が終わりましたら、外装の清掃を行いますが、不覚にも外装清掃の写真は撮り忘れました。。。
もちろん、洗車からドアヒンジ部の清掃、エンジンルームなどの洗車をしっかり行っております。
以上、清掃作業が完了致しましたら、今回のバッテリー交換作業は全て完了ですので、お客様にお引渡し致しました。
お引渡しの際に雑談をさせて頂いたのですが、今回バッテリー交換をご用命頂きましたお客様は、なんと私がホンダで2輪開発を行っていた際にエンジン開発PLとしてエンジン開発を行いましたCB1100にお乗り頂いているとのこと。
『良いバイクで気に入って乗ってますよ~』とのことでしたが、私が開発に携わったバイクにお乗り頂いているお客様に出会えたこと、そしてそのお客様が違う形でご縁を頂けました事に、私も大変嬉しく、感謝感激で御座いました。
お引渡しの際には、ついついCB1100ばかりの話になってしましたが、大変楽しい時間を過ごさせて頂きました。
以上、F30型のBMW 320d Sports LCIモデルにおけるバッテリー交換作業の様子をご紹介致しましたが、この度バッテリー交換をご用命頂きましたK様、誠にありがとう御座いました。
次回からは、先日入庫のご紹介を致しました、FD2 CIVIC TYPE-Rにおける販売前メンテナンスの様子をご紹介して参ります。
では、失礼致します。