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ご依頼作業:Mercedes AMG E53(W213後期モデル) 室内異音低減作業 その①

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

この度、BMW F31 320d M-Sports にてガラスコーティング施工(ライトポリッシングVer)及びエアコンフィルター交換、ワイパー交換をご用命頂き、昨日より作業を実施しております。

ご用命頂きましたお客様は、以前に弊社にてバッテリー交換やタイヤ交換などをご用命頂いておりますお客様で、エアコンフィルター及びワイパー交換のご相談を頂きました際に、ガラスコーティング施工にご興味をお持ちとのことでご相談頂きました。

そこで、お客様と共に、車両を前に現状確認と施工内容や効果に関してご説明差し上げましたところ、『是非、お願いします』とのありがたいお返事を頂きまして、この度エアコンフィルター及びワイパー交換と共にガラスコーティング施工をさせて頂くこととなりました。

K様、いつも本当にありがとう御座います!

しっかりと綺麗に仕上げさせて頂きますので、楽しみにお待ち頂けましたら幸甚に存じます。

さて、先日で御座いますが、大阪府にお住まいのお客様よりMercedes AMG E53(W213 後期モデル)の室内異音低減作業をご依頼頂きました。

実は、本車両は2021年12月に弊社にてオーバーヘッドコンソール付近やセンターコンソール、ドライブレコーダー配線などから発生していた異音低減作業を実施致しました車両で御座います。

※オーバーヘッドコンソール異音低減作業の様子はこちら ⇒ Mercedes AMG E53(W213後期モデル) 室内異音低減作業その①
※リア席低減作業の様子はこちら ⇒ Mercedes AMG E53(W213後期モデル) 室内異音低減作業その②
※ダッシュボード異音低減作業の様子はこちら ⇒ Mercedes AMG E53(W213後期モデル) 室内異音低減作業その③
※センターコンソール異音低減作業の様子はこちら ⇒ Mercedes AMG E53(W213後期モデル) 室内異音低減作業その④

前回の異音低減作業にてお客様がお困りになられておりました箇所に関して異音が解消し、気持ち良くお乗りになられておりましたが、後日にメルセデスでご旅行に行かれた際の高速道路道中で、前のトラックが落とした車止めに接触してしまったとのことでした。

曲がったホイールがブレーキキャリパーに当たってしまう程の、かなりの衝撃だったとのことでしたが、その接触事故のあとからメーターパネル付近からの異音(ビビリ音)が出る様になってしまったとのこと。

そこで、修理を行ったメルセデスディーラーに持ち込んで異音対応をお願いしたところ、やはり『確認できませんでした』との回答があり、弊社に再度ご連絡を頂きまして、この度2回目の異音低減作業をご依頼頂きました経緯となります。

ということで、今回もお客様の元へ車両の引き取りにお伺いし、作業を開始するにあたり弊社周辺のいつも異音を確認する道(かなり路面の荒れた道)を走行しましたところ、お客様がお困りの異音箇所を含め、以下の異音を確認致しました。

①メーターパネルからのビビリ音 ⇒ お客様のお困り箇所
②センタースピーカーカバーからのビビリ音
③運転席、助手席ドアライニング内からのピチピチ音

従いまして、上記箇所における異音低減作業を行うことと致しましたので、その様子を今回より3回に分けてご紹介して参ります。

今回は第1回目、その①として、お客様がお困りでありましたメーターパネルからの異音(ビビリ音)低減作業の様子をご紹介致します。

異音としましては、路面が劣化したザラザラした路面を走行しますと、メーターパネルからビリビリとかなり不快がビビリ音が発生しておりました。

これは前回の施工時には出ていなかった異音ですので、大きな衝撃が加わったことによる影響と考えられます。

ということで、まずはメーターパネルを取り外して、裏側を確認することにします。

メーターに傷が入らない様にしっかり養生をした上で、メーターを取り外す為にセンタースピーカーカバーを取り外し、メーターパネルを固定している3本のボルトを緩めると、メーターパネル本体を引き出すことができます。

メーターパネルを引き出し、裏側が確認できる状態となりましたら、メーターパネルに軽く衝撃を加えて、異音が発生しているポイントを探りますが、何度か衝撃を加えるとすぐに異音が出ているポイントが判明しました。

1カ所目はメーターに仕込まれているアンビエントライトチューブの樹脂カバー・・・

衝撃に併せてビリビリとビビリ音がします。

2カ所目は同じくアンビエントライトチューブのカプラー・・・

ここは運転席側、助手席側共にビビリ音が出ておりました。

そして3カ所目は、何のカプラーかはわかりませんが、助手席寄りにある青色のカプラーもカタカタ動いてやはりビビリ音が出ていました。

これで、異音の発生箇所の絞り込みができましたので、それぞれの箇所において異音が出ない様に処理を致します。

まず、アンビエントライトチューブ樹脂カバーはビビリ音が出ている部分にエプトシーラーを挟んで対応しました。

アンビエントライトチューブカプラーにはスポンジを挟んで、振動しない様に処理します。

更に、念のために配線から音が出ない様に、TESAテープにて念入りに対応しておきました。

そして、青色のカプラーはタイラップで動かない様に固定した後に、念のためエプトシールを巻いて対応致しました。

以上の対応を行いましたら、メーターパネルとセンタースピーカーカバーを元に戻します。

そして、この状態で音が出ていた路面の荒れた道を走行しましたところ、メーターパネルからの異音はバッチリ解消致しました。

これで、お客様がお困りでありました異音が解消し、ホッとするところではありますが、メーターパネルからの異音が無くなることで、続いてセンタースピーカーカバーからの異音が良く聞こえる様になりました。

従いまして、続いてはセンタースピーカーカバーにおける異音対策作業となりますが、作業の様子は次回にご紹介致します。

では、失礼致します。

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