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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日にご成約のご報告を致しました『希少車両 ヤマモトレーシングフルエキゾースト装着 HONDA RVF400 NC35最終モデル』ですが、お客様にご納車後も安全且つ安心してライディングをお楽しみ頂く為に、弊社におきまして全車両に行っておりますご納車前整備の様子をご紹介致します。

本車両におきましては、各部の状態が大変良好であることに加え、販売前メンテナンスとして各部チェックや清掃、各種メンテナンスなどを実施済みで、現状不具合の無い車両であることを確認しておりますが、ご納車させて頂きました後も安全且つ安心してお客様にライディングを楽しんで頂きたいという考えから、以下の項目において、改めてご納車前に確認作業を行いました。

・エンジンオイル量、汚れ確認・補充
・冷却水量確認・補充
・ブレーキパッド残量確認
・ブレーキフルード液量確認・補充
・タイヤの状態確認・空気圧調整
・バッテリー充電
・各部締付ボルトナット確認
・灯火類チェック
・各部清掃

では早速、各項目の確認結果を記載して参ります。

・エンジンオイル量、汚れ点検・補充

エンジンオイルは、量（UPPERレベル）及び汚れ具合共に問題無くOK。

・冷却水量確認・補充

エンジンクーラントは、量（UPPERレベル）及び汚れ具合共に問題無くOK。

・ブレーキパッド残量確認

①フロントブレーキパッド

②リアブレーキパッド

フロントブレーキパッド残量は4.0mm、リアブレーキパッド残量は5.0mmあり、問題無しOK。

・ブレーキフルード液量確認・補充

フロント側、リア側共にブレーキフルードは、量及び汚れ具合共に問題無くOK。

・タイヤの状態確認・空気圧調整

タイヤの残量、状態共に問題無く、空気圧は規定値である前輪2.3kPa、後輪2.3kPaに調整実施済み、OK。

・バッテリー充電・交換

バッテリーは充電を行いましたものの、劣化が確認できましたので新品に交換致しました。

左側が交換する新品バッテリーで、右側が今まで装着されていたバッテリーです。

車体側を清掃を行った後に新しいバッテリーを取り付けます。

交換後に満充電を行い、セルも元気に回ってエンジンも一発始動するのでOK。

・各部締付ボルトナット確認

ブレーキキャリパーボルトやサスペンション関連の主要ボルトも緩み無くOK。

・灯火類チェック

全ての灯火類において問題無しOK。

・徹底清掃

販売前メンテナンス時にカウルまで外して清掃実施済みで車庫内保管なので汚れはありませんが、ご納車に際しまして改めて各部清掃を実施致しました。

通常のご納車直前メンテナンス内容は以上となりますが、最後の各部清掃及び確認の際に、ラジエターサイフォンチューブに小さな亀裂を発見致しましたので、交換を行いました。

・ラジエターサイフォンチューブ交換

ラジエターサイフォンチューブはフロントラジエターとリザーブタンクを繋いでいるチューブですが、ラジエターに繋がる部分に小さな亀裂が入っており、いずれ進展してラジエター液が漏れる事態になってしまうことが予想できましたので、今回交換をした後にご納車させて頂くことにしました。

チューブの交換はカウルを外して行いますが、古いチューブには亀裂が発生していることが確認できます。

純正と同じ内径、外径の耐油耐熱チューブを用意して交換します。

長さと取り回しも純正と同じ様に取り付けます。

エンジンを始動し、しっかりと暖めてサイフォンチューブからラジエター液漏れが無いことを確認しましたら、カウルを元に戻せば作業は完了です。

生産から年数の経過している車両ですので、ゴム部品を中心に各部劣化はどうしてもありますが、目立つ劣化が見られたラジエターサイフォンチューブにおけるトラブルに対しては当分ご安心頂けるかと存じます。

以上の項目におきまして確認、補充及び交換作業等させて頂きまして『希少車両 ヤマモトレーシングフルエキゾースト装着 HONDA RVF400 NC35最終モデル』におけるご納車直前メンテナンスは全て完了であり、お客様には安心してお乗り頂く事ができるかと存じます。

尚、本車両におきましては、1月29日（日）広島県にお住まいのお客様のもとへのご納車となりますが、車の様に自走にてお客様のご自宅までご納車させて頂くことが難しく、トラックをレンタルしてのご納車も方法の一つとしてご提案致しましたが、お客様とご相談の上、今回は陸送業者様にてご納車させて頂くこととなっております。

陸送業者様への車両のお引渡しは完了致しましたので、ご納車までもう少々お待ち頂けましたら幸甚に存じます。

では、失礼致します。

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