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フル無限仕様 メンテ多数 走行距離66,500km 800台限定 HONDA BEAT VersionF 納車整備 エンジンオイル、フィルター交換

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

前回のブログにてご成約のご報告をさせて頂きました『フル無限仕様 メンテ多数 走行距離66,500km 800台限定 HONDA BEAT VersionF』ですが、ご納車前整備のオプション作業としてエンジンオイル及びフィルター交換をご用命頂きました。

そこで、今回はエンジンオイル及びフィルター交換作業の様子をご紹介致します。

では早速エンジンオイル交換作業のご紹介に入りますが、BEATにおけるエンジンオイルの交換は、エンジン下部オイルパンのドレンボルトからオイルを抜いて、リアバルクヘッドにあるオイル注入口からオイルを入れることになりますので、はじめにリアバルクヘッドにあるオイルフィラーキャップを外してからオイルドレンボルトを緩めてオイルを排出します。

尚、本車両は無限サスペンションにより車高が下がっている為、特にリアをジャッキアップした方が作業し易いですが、BEATのオイルドレンはオイルパン後端にありますので、しっかり古いオイルを排出する為にも、ジャッキアップせず車体を水平にして作業を行います。

10分程度時間をおいて古いオイルを抜きましたら、ドレンボルトパッキンを新品に交換して規定トルクの40N・mにてドレンボルトを締めます。

BEATのオイルパンはアルミ製ですので、オーバートルクで締め付けるとネジ山が舐める可能性がありますし、逆にトルクが足りないと走行中にドレンボルトが脱落してしまうリスクがありますので、ドレンボルトは必ず規定トルクで締め付けることが重要です。

規定トルクでドレンボルトを締め付けました後にパーツクリーナーでオイルパンを綺麗にしましたら、オイルの排出は完了となります。

続いては、オイルフィルターの交換作業を行います。

BEATのオイルフィルターはエンジン前側にありますので、車体下に潜り込んで古いオイルフィルターを外します。

取り外しましたら、周辺を綺麗にして取り付けに入りますが、弊社にて使用するオイルフィルターは必ずホンダ純正互換品となるHAMP製フィルターを用います。

オイルフィルターはエンジンオイル内の不純物を取り除くという役割に加え、エンジン油圧などにも影響する重要なパーツの一つですので、弊社では安い粗悪品のオイルフィルターでは無く信頼性の高いHAMP製の使用をご提案しております。

尚、新しいオイルフィルターの取り付にあたりましては、正確な締め付けトルク管理の為にパッキンにオイルを塗布することと、少しでも早くオイルがエンジンに行き渡る様にオイルフィルターにオイルを満たしておきます。

フィルターにオイルを満たしてから取り付ける理由と致しましては、できる限り早く油圧が掛かる様にしたいという理由で、オイルを抜いた後でもエンジンには油膜が残っておりエンジンを始動するとオイルはすぐに行き渡るので実際には効果は大きくありませんが、少しでもエンジンにとって良い方向となる様にとの想い(やらないよりやった方が良いことは全てやりたいんです)から毎回必ずオイルフィルターにはオイルを満たした状態で取り付ける様にしております。

そして、エンジンにオイルフィルターを取り付け、規定トルクの14N・mで締め込みましたらオイルフィルター交換が完了です。

これでオイルフィルターの交換が完了ですので、続いてエンジンオイルの注入作業に入ります。

弊社では、BEATに使用するエンジンオイルは、HONDA純正URTRA MILDオイル(SP 10W-30)を基本とさせて頂いております。

※もちろん、ご希望の銘柄のオイルに交換することも可能です

ホンダのエンジンには色々な意味でホンダ純正オイルが一番適していると考えており、粘度と致しましてもメーカー推奨が10W-30となりますので、お客様のご指定が無い限りはHONDA純正URTRA MILDオイルをお薦めさせて頂いております。

エンジンオイルの注入はバルクヘッドのオイル注入口から行いますが、注入口からエンジンまで繋がっているオイルホースの内径が小さい為、少しづつオイルを入る様に注意が必要です。

本当に少しづつ入れないとすぐには溢れてしまうので、入庫した車両でもこのバルクヘッド裏側がオイルまみれで溢れた痕跡がある車両を何台も見てきました。

従いまして、早くオイルを入れたい気持ちを抑えて少しづつ少しつづオイルを注入致しますが、BEATのオイルフィルター交換時の規定量は2.7Lなので、約2.5L程注入した後にオイルレベルゲージにてオイルがUPPERとLOWERの間にあることを確認しましたら、一度エンジンを回してオイルをエンジン各部に行きわたらせ、オイルがオイルパンに落ちるまで5分程時間をおいてもう一度レベルゲージを確認します。

そうすると、少し減っているはずですので、あとは少しづつオイルを入れては時間をおいてレベルを確認して、、、という作業を繰り返し、レベルゲージのUPPERレベルになればエンジンオイル交換は完了です。

本来はLOWERとUPPERの間に油面があれば問題ありませんが、BEATはどの車両も多少はオイル消費がありますので、弊社では基本的にUPPERとなる様にオイル交換をしております。

最後に、もう一度エンジンを始動し、エンジンから異音が無いか、オイル漏れ、滲みが無いかを確認して問題無ければ、エンジンオイル交換作業及びオイルフィルター交換作業は完了となります。

これで、ご納車までの道中も安心して走行できますし、ご納車後も気持ち良くエンジンを回してドライブをお楽しみに頂けるかと存じます。

本車両におけるオプション作業としてはエンジンオイル及びオイルフィルター交換のみでしたので、次回は本車両におけるご納車直前メンテナンスの様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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