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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

先日ブログにて入庫及びご成約のご案内をさせて頂きました『程度極上 走行距離わずか28,040km フルノーマル HONDA BEAT VerF』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、前回より作業の様子をご紹介しております。

※車両の概要はこちら ⇒ HONDA BEAT VerF 入庫しました

また、本車両におきましては以下のオプション作業をご用命頂いておりますので、販売メンテナンスご紹介の中に織り交ぜながらご紹介をしております。

①フロントエンブレム交換 ⇒ ご紹介済
②Aピラー塗装（外注作業）⇒ ご紹介済
③メインリレー交換
④CDチェンジャー取り付け
⑤LEDヘッドライト交換
⑥電球一式交換
⑦スタビライザーブッシュ＋ラバーA交換
⑧タイヤ交換
⑨4輪アライメント調整
⑩ステアリング交換
⑪ステアリングオフセットスペーサー取付
⑫サイドウィンドウモール交換
⑬サイドウィンドウスタビライザー交換
⑭ウェザーストリップ交換

さて、前回は外装関連を清掃した際の様子をご紹介致しましたが、今回は【内装清掃編】として、シートやセンターコンソール等を取り外して内装を徹底的に清掃をした際の様子をご紹介致します。

※外装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT VerFメンテ外装清掃

併せて、オプション作業としてご用命頂きましたメインリレー交換、CDチェンジャー取付の様子もご紹介致します。

まずはじめに、弊社にて内装を徹底的に清掃を行う理由ですが、BEATにおきましては製造から既に約30年経過しておりますので、フロアカーペットやシートなど内装各部に経年の汚れがございますことに加え、通常なかなか清掃ができない部分におきましてはどれだけ大切にされてきた車両と言えども汚れが溜まっております。

そこで、弊社ではシートやセンターコンソール、バルクヘッドライニング等を脱着し、清掃できるところは徹底的に清掃を行うことで、可能な限り清潔感のある状態でご納車させて頂きたいとの想いから実施している次第で御座います。

加えて、BEATにおいてはセンターコンソール内など、脱着しないと見えない部分の錆の状態を確認し、車両の状態を隅々まで把握する目的もございます。

では早速作業のご紹介に入りますが、内装清掃におけるはじめの作業としまして、フロアマットを車両から取り外して清掃を行います。

因みに、本車両は純正のゼブラ柄フロアマットですが、走行距離が少ないだけあってスレや潰れなどの少ない良好な状態であるものの、フロアマットには掃除機掛けだけでは落ちない汚れが付着しておりますので、柔らかいブラシと洗剤を用いて汚れが落ちるようにしっかりと洗っていきます。

洗剤にて洗っただけですと少し硬い質感となってしまうため、柔らかい質感になる様に柔軟剤で仕上げた後、表裏共に高圧洗浄機で良く洗い流して、太陽のもとでしっかり乾かします。

太陽のもとでしっかり乾かさないとカビなどが発生してしまうので、必ず晴れの日にフロアマット清掃を行っております。

続いては室内の清掃に入りますが、シートやセンターコンソール、バルクヘッドライニング、ドキュメントBOX、フットレストなどを車両から取り外し、状態確認から行います。

この状態で、ボディーの錆やフロアカーペットの状態などを確認致しますが、カーペットにシミがあるとフロアから水が入ってきている可能性があるので要注意となります。

もちろん、本車両にはそのようなシミや過度な汚れも無く、綺麗な状態が保たれております。

また、BEATにおける錆の状態判断における一助となるセンターコンソールフロアの錆ですが、鉄板部品含め各パーツに錆が極めて少ないことが確認できます。

錆が少ないことに加え埃などの汚れも大変少ないです。

後ほど（別ブログ）ご紹介致しますサイドシルなど他の部分と、このセンターコンソールと併せて見て、錆に関しては少ない車両であることがここからも伺えます。

一通り状態確認を行いましたら、続いてはフロアカーペット廻りの清掃に入ります。

フロアカーペットの清掃としましては、掃除機掛けを隅々まで行い、フロアカーペットにある砂や石、小さなゴミを吸い取った後に、洗剤を染み込ました濡れタオルで徹底的に拭き上げていきます。

しっかりと洗剤付きのタオルで拭きあげますと、カーペットの色が明るくなり、綺麗に維持されていた車両と言えども30年分の汚れは溜まっていたことを実感します。

そして、センターコンソールやブルクヘッド廻りも隅々まで綺麗にしていきます。

これで、フロアカーペット廻りやセンターコンソールフロア、バルクヘッド廻りの汚れが落ち綺麗さっぱりになりましたので、続いては取り外したセンターコンソールやバルクヘッドライニング、ドキュメントBOXの清掃を行います。

センターコンソールにおいては、各パーツをバラバラにして、細部まで清掃致します。

センターコンソールに関しては、シフトブーツの隙間の汚れを取ることがメインの作業となります。

続いては取り外したシートの清掃を行います。

清掃はシート専用のクリーナーを用いて汚れを落としていきます。

因みに、本車両のシートは、BEATの弱点ポイントの一つであるサイドボルスターの破れや座面のヘタリも極めて少ない状態に保たれており、走行距離の少なさと、前オーナー様の愛情を感じる部分です。

また、シートベルトキャッチャーやリクライニングレバーの色褪せも少ないので、やはり日光に当たってきた時間が短かったことが伺えます。

両席共に綺麗に清掃致しましたら、次はシートレール部分の汚れも取り除きます。

シートレールの錆が少ないことも見て取れます。

このシートレール部分はグリスなどの油分が多い為、長年の汚れが多く付着しており、シートを取り外した際にしか清掃ができないので、可動部のグリスは取らない様に留意しながら細部まで綺麗にしておきます。

これにて内装清掃のメイン作業は完了となりますが、取り外した各パーツを取り付ける前に、ここでオプション作業としてご用命頂いておりますメインリレー交換とCDチェンジャー取り付け作業を行います。

まず、メインリレーは助手席側ドキュメントBOX部分カーペットの裏側にあります。

固定されているボルトとカプラーを外して古いメインリレーを車体から取り外し、新しいメインリレーを取り付けます。

もともと装着されていたメインリレーも綺麗な状態でしたが、消耗品なので交換しておくことで当分はメインリレーのトラブルを防ぐことができます。

続けて、CDチェンジャーの取り付けを行います。

CDチェンジャーに関しましては、お客様とのお話の中でCDチェンジャーの取り付けをご希望されていたところ、ちょうど以前に他のBEATから取り外した中古品（お客様のご希望で取り外したもの）を在庫として保管をしておりましたので、お客様にご案内致しましたところ、取り付けのご希望を頂きました。

このCDチェンジャーはバルクヘッドライニングにステーの取り付け加工がされているもので、助手席後ろのドキュメントBOX上に綺麗に取り付けが可能なものとなります。

尚、CDチェンジャーの配線に関しましては、本車両にはもともとリアトランクにCDチェンジャーが取り付けされていた様で配線のみトランクまで伸びておりましたので、その配線を室内まで引き直し利用することに致しました。

配線はエンジンルームを通っていたので、メンテナンスリッドを取り外し、車内に引き込みます。

配線が通っていたグロメットは室内側とトランク側共にしっかりと防水処理をしておきました。

あとは、配線を綺麗に処理した上で、ドキュメントBOXなどを取り付けた後に、バルクヘッドライニングを取り付け、ステーにCDチェンジャーを固定しましたら、CDチェンジャーの取り付けは完了です。

これで室内にてCDの交換が可能ですし、もちろん純正のスカイサウンドコンポにて操作が可能です。

清掃作業の途中でオプション作業のご紹介となりましたが、清掃作業に戻り、取り外したパーツ達を車両に取り付けていきます。

細かい部分ですが、BEATでは良く無くなっているクラッチペダルストッパーが本車両も無かったので、純正新品を取り付けておきました。

シートの取り付けまでできましたら、最後にダッシュボードやステアリング、ドアライニング、シートサイドガーニッシュ、内窓、エアコン吹き出し口など内装各部の細かい部分まで水拭きにて清掃を行い、乾かしたフロアマットを敷いたら室内清掃は完了です。

これにて外装、内装共に清掃作業は完了となりますが、内外装共に状態が非常に良好であり、各部清掃により大変綺麗な状態に仕上がりましたので、とても製造から30年経過した車両とは思えない状態に仕上がりました。

これで、清潔感のある状態でお乗り頂けますので、お客様にもご満足頂けるかと存じます。

以上、ここまで内外装徹底清掃の様子をご紹介致しましたが、次回からはボディーの状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介して参ります。

では、失礼致します。

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