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BMW X3(G01) 室内異音低減作業 その①
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、愛知県にお住まいのお客様より G01 BMW X3 の室内異音低減作業をご用命頂きましたので、今回より作業の様子をご紹介して参ります。
オーナー様は、本車両を中古にてご購入後、ある時から室内からの異音が気になりはじめ、いつもメンテナンスを実施頂いているショップ様にご相談なさったものの、異音は解消せず、大変お困りの状況で弊社にご相談のご連絡を頂戴致しました。
オーナー様と事前にお話しをさせて頂きましたところ、本車両を大変お気に召しており、今後も長く所有をお考えで異音を気にせずドライブをお楽しみになりたいとのことで、愛知県と遠方ではございますが作業をご用命頂きました次第で御座います。
尚、オーナー様は走行中に段差を通過した際に、センタースピーカー付近とセンターのエアコン吹き出し口パネルあたりから発生する異音が一番気になるとのことで御座いましたが、ご来店頂きまして同乗走行にて事前確認をさせて頂きました結果、以下の箇所からの異音が確認できました。
①サンルーフ
②センタースピーカー付近
③エアコン吹出口パネル付近
④運転席ドア
⑤助手席側ドア
⑥助手席側キックパネル
⑦Dピラーライニング
そこで、お客様とご相談させて頂きました結果、2回の日程に分けて全ての箇所において作業をさせて頂くこととなりましたが、本ブログでは連続で作業をご紹介して参りたく存じます。
ということで、、、
本車両においては上記箇所における作業の様子を5回に分けて順にご紹介して参りますが、今回はその①として、サンルーフから発生していた異音対策を行いました際の様子をご紹介致します。
今回ご紹介致しますサンルーフからの音ですが、前後に2つあるサンルーフのうち前側のサンルーフより段差を通過する度に『カタカタ』と不快な異音が発生しておりました。
弊社では多くの車両にてサンルーフからの異音対策を行っておりますが、良くあるケースの『ギシギシ』という当たり不良による軋み音では無く、『カタカタ』と何かが動いて当たっている様な音でした。
そこで、早速原因を探りますが、ガラス面をグッと上に押さえた状況ですと異音が発生しませんので、サンルーフが振動で動くことで異音が発生してしまっていると考えられます。
加えて、サンルーフとほんの少しでもチルトすると異音は発生しないことから、スライダーか固定部分に何か原因があると予想できますので、サンルーフのガラス面を取り外して原因を探ることにします。
この状態でスライダーを動かしたりしながら異音の原因となりそうな箇所を探しますと、やはりサンルーフが取り付けられているスライダーとレールの間にガタがあることがわかりました。
しかも、ガタが出るのはスライダーがサンルーフが閉まりきる位置のときだけで、その他の位置ではガタはありませんので、ほんの少しでもチルトすると異音が出ないという事象に一致します。
ということは、スライダーとレールのガタを無くせば解消すると考えられますが、稼働部分ですのでガタ詰め対策ができず、本来であればサンルーフユニットASSY交換がベストだと思いますが、そうすると費用が大変高額になってしまうことが考えられます。
そこで、まず行った対策としてはガタがある部分に硬いグリスを塗り込んでみましたが、ガラスを元に戻して走行したところ、異音は小さくなったものの、やはりまだ異音が発生しています。
ということは、対処療法とはなってしまいますが、サンルーフが閉まっている位置でガラスが極力動かない様にすれば良いと考え、ボディー側とガラス側面が接する部分(実際には小さな隙間があります)に硬いスポンジを貼り付け、ガラス本体にテンションを掛けることにしました。
尚、サンルーフは稼働するため、スポンジの形状を工夫して、稼働しても剥がれない様な形状にした上で貼り付けます。
上の写真は運転席側ですが、助手席側にも同様の対策を行います。
以上の対策を行った上で、ガラスを再度取り付けて試走を行いましたところ、サンルーフから発生していた異音は解消致しました。
無事に硬いスポンジがサンルーフの振動と動きを抑えてくれた様です。
これにてサンルーフからの異音は解消致しましたが、まだまだ他の箇所から異音は発生しておりますので順次対策を進めますが、次回はセンタースピーカー付近から発生していた異音対策の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。
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