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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

来る、10月20日にご納車を控えております 20周年記念パーツが多数装着されており、メンテナンスもバッチリされているカーニバルイエローのホンダビート（HONDA BEAT）ですが、納車前メンテナンスの様子に引き続き、前回より、ご用命頂きましたオプション作業の様子をご紹介しております。

※納車前メンテナンスの様子はこちら ⇒ 納車前メンテナンス第1回目【内装清掃編】

本車両のご納車にあたりご用命頂きましたオプション作業としましては以下となり、薄い灰色の作業に関しましては既にご紹介済みの作業となります。

①車検取得
②LEDヘッドライトへの交換
③純正アルミホイールへの交換及びタイヤ新品交換
④エンジンオイル交換
⑤ミッションオイル交換
⑥バッテリー交換
⑦キルスイッチ追加
⑧ステアリング交換
⑨TYPE-R純正チタンシフトノブへの交換
⑩ビートガレージ製マフラーへの交換
⑪スタビライザーブッシュ及びスタビライザーラバーA新品交換
⑫ドライブレコーダー取り付け
⑬ガラスコーティング施工

※LEDヘッドライトへの交換作業の様子はこちら ⇒ 納車前メンテナンス第3回目【ボディー状態確認編②】
※純正アルミホイールへの交換作業の様子はこちら ⇒ 納車前メンテナンス第7回目【足廻り状態確認編】
※バッテリー交換作業・キルスイッチ取付作業の様子はこちら ⇒ 納車前メンテナンス第6回目【エアクリーナーケース確認編】
※TYPE-R純正チタンシフトノブへの作業の様子はこちら ⇒ 納車前メンテナンス第1回目【内装清掃編】
※ビートガレージ製マフラーへの作業の様子はこちら ⇒ 納車前メンテナンス第4回目【ボディー状態確認編③】
※ステアリング交換作業の様子はこちら ⇒ オプション作業 ステアリング交換

そこで、前回のステアリング交換作業に引き続き、今回は④エンジンオイル交換及び⑤ミッションオイル交換を行いました際の様子をご紹介致します。

では早速作業に入りますが、まずはエンジンオイルの交換から行います。

尚、オイルフィルターは前回交換していますので、今回はエンジンオイルのみの交換となります。

BEATにおいては、エンジンオイルの交換はオイルパンのドレンボルトからオイルを抜いて、リアバルクヘッドにあるオイル注入口からオイルを入れることになります。

画像にある、オイルパン右側のボルトがエンジンオイルドレンボルトです。

オイルパン後ろにホンダのHマーク、底面に『HONDA』の文字があるのも、BEATの設計者の拘りの一つですね。

オイルが抜けやすい様に、事前にリアバルクヘッドにあるオイルフィラーキャップを外してからオイルドレンボルトを緩めてオイルを排出します。

オイルドレンはオイルパン後端にありますので、排出の際は車体を水平にして、しっかり古いオイルが抜ける様に心がけます。

そして、古いオイルが抜けきりましたら、パッキンを新品に交換してオイルドレンボルトを締めます。

しっかり、パーツクリーナーで垂れたオイルを綺麗にしましたら、続いてはエンジンオイルの注入です。

エンジンオイルは、信頼のHONDA純正URTRA MILDオイルを使用します。

元エンジン開発者としましては、ホンダのエンジンにはホンダ純正オイルが一番適していると考えています。

そして、オイルをジョッキに入れて、バルクヘッドのオイル注入口からオイルを注入しますが、このオイルホースの内径が小さい為、少しづつオイルを入れることがコツです。

でないと、オイルが簡単に溢れて、バルクヘッドがオイルまみれになってしまいます。

私も以前に自分のBEATのエンジンオイル交換をした際に、溢れて大変なことになりました。。。

ちなみに、BEATのオイルフィルター交換無しの際のオイル量は2.5Lですので、約2.3L程入れて、オイルレベルゲージにてオイル量を確認します。

UPPERとLOWERの間にあることを確認しましたら、一度エンジンを回してオイルをエンジン各部に行きわたらせ、少し時間をおいてもう一度レベルゲージを確認します。

そうすると、少し減っているはずですので、あとは少しずつオイルを入れてはレベルを確認して、UPPERレベルになればエンジンオイル交換は完了です。

続いては、ミッションオイルの交換に入ります。

ミッションオイルドレンボルト及びフィラーボルトはエンジンの運転席側となりますので、運転席側リアタイヤを外して作業します。

ミッションオイルドレンボルト及びフィラーボルトはこの部分になります。

下側のボルトがドレンボルトで、ドライブシャフト後ろにあるボルトがフィラーボルトとなります。

では、早速古いミッションオイルを排出・・・といきたいところですが、もしミッションオイルを排出した後に、フィラーボルトが固着しており外れなかった場合は、走行できなくなってしまいますので、まずはフィラーボルトが緩むことを確認してからドレンボルトを緩める方が良いと思います。

本BEATは問題無くフィラーボルトも緩みましたので、フィラーボルトを外してから、ドレンボルトを外してミッションオイルを排出します。

このミッションオイル排出の際にも、後ろを持ち上げていますとオイルが抜けきらない為、車体が水平になる様に調整してオイルを排出します。

そして、オイル排出が終わりましたら、パッキンを新品に交換してドレンボルトを締め付け、新しいミッションオイルの注入に入ります。

今回交換するミッションオイルもホンダ純正ミッションオイルのMTF-Ⅲを使用します。

ミッションオイルも、やはりホンダ純正オイルが間違いないと考えております。

これも、以前自分のBEATのミッションオイルを社外品に交換しましたら、冷間時のミッションの入りが悪くなってしまった経験があり、温度が極端に上がるサーキット走行を行わない通常使用ですと、ホンダ純正オイルがバランスが良いと思います。

そして、ミッションオイルの注入方法ですが、漏斗と耐油ホースを用いると簡単に行うことができます。

まずは耐油チューブをオイル注入口に入れて・・・

トランクルームに持ってきた漏斗からミッションオイルを注入します。

本車両においては、結果的にちょうど1.2Lとなりました。

そして、ミッションオイルの注入が完了しましたら、フィラーボルトを締め込み、垂れたオイルを綺麗に掃除をしましたらミッションオイル交換作業は完了です。

最後に、エンジンオイル、ミッションオイル共に交換しておりますので、一度試走しまして、エンジン異音やミッションのフィーリングを確認し、再度、各部漏れ、滲みが無いか確認しましたら、今回のエンジンオイル交換、ミッションオイル交換作業は全て完了となります。

ミッションの操作フィーリングに関しては、明確に良くなり、BEAT持ち味の気持ち良いミッションフィーリングを堪能できます。

お客様におかれましては、エンジンオイル、ミッションオイル共に新品にてご納車となりますので、気分的にも、実質的にも気持ち良くドライブをお楽しみ頂けるかと存じます。

以上、エンジンオイル交換及びミッションオイル交換作業の様子をご紹介して参りましたが、次回はスタビライザーブッシュ及びスタビライザーラバーA交換作業の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。