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錆少なく程度良好 無限マフラー/ワタナベホイール装着 HONDA BEAT 納車整備 ステアリング・ドアウェッジ交換
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度ご成約を頂き、ご納車を控えております、『錆少なく程度良好 無限マフラー/ワタナベホイール メンテバッチリ HONDA BEAT』ですが、ご納車前整備のオプション作業として以下の作業をご用命頂きましたので、作業の様子を順次ご紹介しております。
※本車両の詳細はこちら ⇒ HONDA BEAT 入庫しました
①Aピラーグロスブラック塗装(外注作業)
②ドアミラーグロスブラック塗装(外注作業)
③LEDヘッドライト交換
④ラストストッパー取付
⑤ステアリング交換(オフセットステアリングボススペーサー取付)
⑥ドアウェッジ交換
⑦エンジンオイル交換(フィルター含む)
⑧ミッションオイル交換
⑨ブレーキフルード交換
⑩ガラスコーティング施工
前回は④ラストストッパー(ヘビーデューティータイプ)取り付け作業の様子をご紹介致しましたが、今回は⑤ステアリング交換(オフセットスペーサー取付)⑥ドアウェッジ交換作業の様子をご紹介致します。
※LEDヘッドライト交換の様子はこちら ⇒ HONDA BEAT LEDヘッドライト交換
※ラストストッパー取付の様子はこちら ⇒ HONDA BEAT ラストストッパー取付
今回はステアリングを純正から弊社が在庫として所有しておりましたMOMO RACE(350mm)への交換に加えまして、オフセットステアリングボススペーサーも装着致します。
因みに、今回装着するオフセットステアリングボススペーサーに関してで御座いますが、ビートの純正ステアリングは、メーターパネルのタコメーターを見やすくする為に、15mm上側にオフセットされており、そのまま社外ステアリングに交換しますと、ステアリングが相対的に15mm下がることになり、タコメーター上部が隠れてしまいます。
このタコメーター上部は、ビートのおいて一番大事なレッドゾーン付近の高回転域となる為、見えないということ自体が危険であると共に、エンジンをレッドゾーン付近の高回転まで回して楽しむというBEATならではの楽しみを削いでしまいます。
そこで、今回装着致しますオフセットステアリングボススペーサーを用いて、純正ステアリング同等の15mm上側にオフセットすることでメーターを見やすくすることが可能となります。
ということで、ステアリング交換作業に入ります。
写真はメーターが御座いませんが、通常ステアリング交換を行うにはメーターの脱着は必要ありません。
今回は、ご納車前整備を始めるにあたって車両の動的確認を改めて行いました際に、タコメーターの動きが悪くなっていることが確認できましたので、ご納車前にメーターOHを実施させて頂くことと致しました。
BEATでは今回の様に、入庫時には問題無いものの、弊社に保管している間に小さな問題が発生してしまうこともありますので、そういった不具合が予め確認できました際には弊社負担にてしっかり修理及び交換作業を行った後にご納車をさせて頂いております。
従いまして、ステアリング交換作業中はメーターが無い状態になっております。
話が少し逸れましたが、まずは純正ステアリングを外しますが、中央にあるホーンスイッチを内装剥がしなどを用いて外し、ステアリング中央の奥にあるステアリングセンターナットを緩めてステアリングを手前に引っ張れば取り外すことができます。
取り外す際にはステアリングの角度がズレないように、TOPの位置などをステアリングシャフトにマーキングしておくと良いと思います。
純正ステアリングが外れましたら、社外ステアリングを取り付ける台座となるステアリングボスを取り付け、ステアリングセンターナットを規定トルクで締め付けます。
通常のステアリング交換作業では、この後社外ステアリングの取り付けとなりますが、今回は前述の様にオフセットステアリングボススペーサーを付属のボルトを用いて取り付けます。
少し上側にオフセットしていることがご確認頂けるかと存じます。
あとは、ホーンの配線を繋いでステアリングを取り付けて・・・
ボルトがしっかり締まっているか、ホーンがちゃんとなるか、ステアリングセンターは問題無いかを確認して、ステアリング交換作業は完了です。
以上でステアリング交換作業は完了となりますが、この時点で、OHが完了したメーターの取り付けを行います。
これはOHが完了したメーターですが、綺麗な状態になって帰ってきましたので、早速車両に取り付け、動作確認しましたところ、タコメーターの動きはしっかり治っていることが確認できましたのでOKです。
これでメーターに関しましては10年間は安心頂けるかと存じます。
ちなみに、オフセットスペーサーを用いて取り付けた際の目線からの見た様子が以下の写真です。
タコメーターが上部までしっかり確認できる状態になっております。
続いては、ドアウェッジ交換を行いました。
ドアウェッジに関しましてはお客様が事前に購入なされておりましたものですので、弊社に送付頂きまして装着を致しました。
今回交換しますのはOPENCAFE GARAGE製のドアウェッジで、純正のゴム製よりもかなり硬い素材となっております(ジュラコンかと思います)。
交換自体は純正のドアウェッジを取り外し、本製品を取り付けるだけですので特に難しいところは御座いません。
純正のドアウェッジを取り外して・・・
清掃を行った後にOPENCAFE GARAGE製のドアウェッジを取り付けます。
取り付けの際には、ドアウェッジが少し動くぐらい軽く固定ボルトを締め付けた状態でドアを閉めて位置決めを行い、改めて手では動かないぐらいまで締め付けた状態にしておきます。
助手席側も同様に交換します。
助手席側も手では動かないレベルで軽く締め付けを行います。
そして、運転席側、助手席側共に取り付けましたらこの状態で試走を行いまして、走行後に固定ボルトの本締めを行いましたら作業は完了です。
本締め後に更に少し走行致しましたが、少し車体の剛性感が向上している様に感じました。
簡単に交換できて剛性UPが可能なアイデア商品ですね。
以上、今回はステアリング交換(オフセットスペーサー取付)及びドアウェッジ交換作業の様子をご紹介致しましたが、次回はエンジンオイル(フィルター含む)、ミッションオイル、ブレーキフルード交換作業の様子をご紹介致します。
尚、来週の8月2日(月)、3日(火)は現在ご納車前整備の様子をご紹介しておりますHONDA BEATを神奈川県のお客様へご納車させて頂きまして、続けて8月4日(水)、5日(木)はこの度ご成約を頂きましたHONDA S2000の名義変更に福岡まで外出(ご納車は後日に埼玉県)となりますので、次回のブログは8月6日(金)となります。
では、失礼致します。