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希少車両 程度極上 ヤマモトレーシングフルエキゾースト装着 HONDA RVF400 販売前メンテナンス その②
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
先日、入庫のお知らせを致しました『希少車両 程度極上 ヤマモトレーシングフルエキゾースト装着 HONDA RVF400(NC35後期最終モデル)』におきまして、販売前メンテナンスを実施致しましたので作業の様子をご紹介しております。
前回は、エンジン本体やフレームの状態確認を行いましたが、今回はその②として、エアクリーナーエレメント、ブローバイガス、クーラント、ブレーキパッドなどの確認及び各部清掃の様子をご紹介致します。
では、前回の続きの確認作業となりますが、エアクリーナーエレメント及びブローバイガスの確認の為にエアクリーナーBOXを開けて状態確認を行います。
取り外したエレメントですが、汚れも少なく、まだまだ使用可能な状態です。
また、エンジンの状態確認の一助となるブローバイガスに関しては、ファンネルなど含めエアクリーナーケースにも付着は無く、大変綺麗な状態です。
ブローバイガスに関しての説明は他のブログにてご紹介しておりますのでそちらを参照頂けましたら幸いに存じますが、この状態から、ピストンリングやシリンダーなどエンジン内部の状態も良好であることが推測できます。
※ブローバイガスに関してはこちら ⇒ ブローバイガス状態確認
エアクリーナーエレメント、ブローバイガスの状態が問題無いことを確認できましたので、続いてはスパークプラグの確認となりますが、スパークプラグに関しては、以前始動不良にて弊社に入庫した際に状態が良好であることを確認済みで、前回の確認からの走行距離が100km未満且つ、エンジンも問題無く始動できる状態ですので、問題無いと言えます。
続いては、カウルを外さないと確認できない、クーラントとリアブレーキフルードの確認を行います。
まず、クーラントですが、UPPERレベルよりも少し下にあり、本車両はUPPERレベルまで入れる様に指示がありますので、補充しておきます。
続いて、リアブレーキのフルード量は適正量であり、汚れ具合も問題無しです。
ここで、ブレーキパッドの残量確認も実施致します。
まずはフロントブレーキパッドですが、残量は約4mmありまだまだ交換は必要ない状態です。
リアブレーキパッドですが、残量は約5mmあり、こちらも当分交換は必要ない状態です。
最後の確認として、バイクでは重要なフロントフォークオイルシールですが、ひび割れの無い大変良好な状態です。
本車両は本当に良くメンテナンスされていることが伺える一例ですね。
以上で、一通りの状態確認ができましたので、続いて各部清掃作業に入ります。
まずは、車両本体側を隅々まで綺麗に清掃していきます。
フロントカウル裏などは通常手が入らない場所ですが目に入る部分ですので、しっかり綺麗にしておくと清潔感が段違いです。
チェーンオイルで汚れやすい部分もしっかりと綺麗にしておきます。
フェンダー裏側もご覧の様に綺麗な状態になりました。
車両側においては、隅々まで綺麗にすることで、まさに程度良好と言える綺麗な状態となりました。
車両側の清掃に続いては、取り外したカウルの清掃を行います。
表側はロア部分含めて綺麗にするのはもちろんのこと、裏側までしっかり清掃致しました。
これで、気持ち良くお乗り頂けるかと存じます。
以上で、各部確認及び清掃は完了となりますので、最後に取り外したパーツやカウル類を元に戻せばRVF400における販売前メンテナンスは完了となります。
改めて、各部状態を確認することで、劣化が進みやすいバイクにおいて、製造から22年も経過した車両とは到底思えない良好な状態であることに驚きましたと共に、前オーナー様が大切に扱ってこられたことがヒシヒシを伝わって参りました。
良好な状態であることが確認出来ました事に加え、しっかりと清掃を実施致しましたので、お客様におかれましては安心して希少なV4エンジン搭載のレプリカマシンをお楽しみ頂けましたら幸甚に存じます。
また、この凝りに凝った機能美のある車両は、眺めて、音を聞いているだけでも幸せに浸ることができると思います。
尚、本車両における販売前メンテナンスは完了となり、正式に販売を開始することとなりますので、詳細説明や写真におきましては、近日中に『在庫車両情報』に記載予定で御座います。
ご興味のあるお客様におかれましては在庫車両情報をご覧頂きました上、ご検討頂けましたら幸甚に存じます。
※本車両に関するお問い合わせはこちらからお願い致します ⇒ お問い合わせフォーム
では、失礼致します。