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フル無限仕様 カスタマイズ多数 走行距離66,500km 800台限定 HONDA BEAT VersionF 販売前メンテナンス 内装清掃

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

この度、入庫致しました『フル無限仕様 カスタマイズ多数 走行距離66,500km 800台限定 HONDA BEAT VersionF』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、前回より作業の様子をご紹介しております。

※車両の概要はこちら1 ⇒ HONDA BEAT 入庫しました その①
※車両の概要はこちら2 ⇒ HONDA BEAT 入庫しました その②

前回は外装関連を清掃した際の様子をご紹介致しましたが、今回は【内装清掃編】として、シートやセンターコンソール等を取り外して内装を徹底的に清掃をした際の様子をご紹介致します。

※外装清掃の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテ外装清掃

BEATにおきましては製造から既に約30年経過しておりますので、フロアカーペットやシートなど内装各部に経年の汚れがございますことに加え、通常なかなか清掃ができない部分におきましてはどれだけ大切にされてきた車両と言えども汚れが溜まっております。

そこで、弊社ではシートやセンターコンソール、バルクヘッドライニング等を脱着し、清掃できるところは徹底的に清掃を行うことで、可能な限り清潔感のある状態でご納車させて頂きたいとの想いから実施している次第で御座います。

また、BEATにおいてはセンターコンソール内など、脱着しないと見えない部分の錆の状態を確認し、車両の状態を隅々まで把握する目的もございます。

では早速作業のご紹介に入りますが、内装清掃におけるはじめの作業としまして、フロアマットを車両から取り外して清掃を行います。

因みに、本車両のフロアマットは差し色で外装色に近い色の入った毛足の長い重量感のある社外品が装着されており、スレや潰れなどの少ない良好な状態ですが、フロアマットには掃除機掛けだけでは落ちない汚れが付着しておりますので、柔らかいブラシと洗剤を用いて汚れが落ちるようにしっかりと洗っていきます。

洗剤にて洗った後は、本車両は毛足が長いフロアマットですので柔らかい質感になる様に柔軟剤で仕上げた後、表裏共に高圧洗浄機で良く洗い流して、太陽のもとでしっかり乾かします。

太陽のもとでしっかり乾かさないとカビなどが発生してしまうので、必ず晴れの日にフロアマット清掃を行っております。

続いては室内の清掃に入りますが、シートやセンターコンソール、バルクヘッドライニング、ドキュメントBOX、フットレストなどを車両から取り外し、状態確認から行います。

上の写真は清掃前ですが、フロアカーペットにシミや過度な汚れも無く、綺麗な状態が保たれております。

前オーナー様が本当に大切に、そして綺麗にお使いであったことが伝わって参ります。

また、BEATにおける錆の状態判断における一助となるセンターコンソールフロアの錆ですが、鉄板部品含め各パーツに錆が少ないことが確認できます。

※シフトレバーがショート加工されており、純正よりも少しショートストロークとなっております

後ほど(別ブログ)ご紹介致しますサイドシルなど他の部分と、このセンターコンソールと併せて見て、錆に関しては少ない車両であることが伺えます。

続いて、バルクヘッド部分にあるECUやメインリレーの状態を確認します。

BEATにおけるECUは弱点部品の一つで、コンデンサーの液漏れ等があるとチェックランプが点灯したり、エンジンが本来の性能を発揮できなくなったりしてしまいます。

まず、ECUを取り外して確認しますが、外観からOHが実施されていることがわかります。

このことからまず問題無いと考えられますが、念のため内部も確認します。

やはりしっかりとOH作業が施されており、OHの内容からBEAT GARAGE様によりOHされたECUであることがわかります。

更に、取り付けに関しても、ボディーに断熱シートが貼られていることに加え、カラーを使ってECUを浮かせて取り付けられているなど、今後もECUトラブルに関しては安心できるかと存じます。

因みに、メインリレーに関してもステーの形状から交換歴があり、裏側に断熱シートも貼り付けられている為、安心頂けるかと存じます。

一通り状態確認を行いましたら、続いてはフロアカーペット廻りの清掃に入ります。

フロアカーペットの清掃としましては、掃除機掛けを隅々まで行い、フロアカーペットにある砂や石、小さなゴミを吸い取った後に、洗剤を染み込ました濡れタオルで徹底的に拭き上げていきます。

しっかりと洗剤付きのタオルで拭きあげますと、カーペットの色が明るくなり、綺麗に維持されていた車両と言えども30年分の汚れは溜まっていたことを実感します。

フットレストも取り外して、隅々まで綺麗に清掃しております。

フロアカーペットの次はセンターコンソールフロアやバルクヘッド廻りも綺麗にします。

これで、フロアカーペット廻りやセンターコンソールフロア、バルクヘッド廻りの汚れが落ち綺麗さっぱりになりましたので、続いては取り外したセンターコンソールやバルクヘッドライニング、ドキュメントBOXの清掃を行います。

センターコンソールにおいては、各パーツをバラバラにして、細部まで清掃致します。

どうしてもホコリが堆積してしまう裏側まで綺麗にします。

赤ステッチ入りのレザーシフトブーツも汚れが溜まりやすい部分ですので、これで綺麗さっぱりです。

バルクヘッドライニングとドキュメントBOXも隅々まで綺麗に致しました。

続いては取り外したシートの清掃を行いますが、本車両のシートには状態の良いシートカバーが装着されておりますので、レザー用のクリーナーを用いて清掃を致します。

シートベルトキャッチャーやリクライニングレバーの色褪せも少ないので、やはり日光に当たってきた時間が短かったことが伺えます。

両席共に綺麗に清掃致しましたら、次はシートレール部分の汚れも取り除きます。

シートレールの錆が少ないことも見て取れます。

このシートレール部分はグリスなどの油分が多い為、長年の汚れが多く付着しており、シートを取り外した際にしか清掃ができないので、可動部のグリスは取らない様に留意しながら細部まで綺麗にしておきます。

これにて、フロア廻りとシートの清掃が完了となりますので、取り外したパーツを車両に取り付けていきます。

細かい部分ですが、クラッチペダルストッパーが無かったので、純正新品を取り付けておきました。

取り付けができましたら、最後にダッシュボードやステアリング、ドアライニング、シートサイドガーニッシュ、内窓、エアコン吹き出し口など内装各部の細かい部分まで水拭きにて清掃を行い、乾かしたフロアマットを敷いたら室内清掃は完了です。



因みに、ほぼ全ての車両で破損してしまっているドアライニング前側にある固定グロメットは、このタイミングで両側共に新品に交換しております。

ついでと言ってはなんですが、ドア内側も清掃と、サイドウィンドウスタビライザーの調整も実施しております。

これでキッチリとドアライニングの固定ができる様になり、異音も防止できます。

これにて外装、内装共に清掃作業は完了となりますが、本車両は内外装共に大変状態が良好であり、錆が少ないことを改めて確認することができましたと共に、各部清掃により大変綺麗な状態に仕上がりましたので、お客様にも安心して、清潔感のある状態でお乗り頂けるかと存じます。

以上、ここまで内外装徹底清掃の様子をご紹介致しましたが、次回からはボディーの状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介して参ります。

では、失礼致します。

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