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TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

前回のブログにて入庫のご案内をさせて頂きました『フル無限仕様 カスタマイズ多数 走行距離66,500km 800台限定 HONDA BEAT VersionF』ですが、この度、販売前に必ず各車両において行っております販売前メンテナンスを実施致しましたので、今回のブログより作業の様子をシリーズでご紹介致します。

※車両の概要はこちら1 ⇒ HONDA BEAT 入庫しました その①
※車両の概要はこちら2 ⇒ HONDA BEAT 入庫しました その②

弊社における販売前メンテナンスにおきましては、通常では確認できない箇所まで各パーツの脱着を行った上でこの目でしっかり状態確認を実施し、加えて各部清掃及びメンテナンス、交換等を行うことで、お客様に安心して気持ち良い状態でお乗り頂きたいとの想いから行っている作業で御座います。

特にBEATにおきましては、生産から約30年が経過した車両ですので、ボディーの錆の状態や劣化具合などをしっかりと確認することが大変重要であり、確認した結果をこのブログを通じてアップすることで、お客様にもしっかりと車両に関しての状態をご確認頂き、間違いの無い車両選びをして頂く一助となれば幸いと考えております。

加えまして、年月相応に溜まった汚れを徹底的に綺麗にすることで、生産から30年が経過した車両とは思えないレベルの清潔感あるBEATを目指して細かい部分まで徹底的に清掃を行っている次第で御座います。

ということで、今回は販売前メンテナンスの第1回目となる【外装清掃編】として、外装各部を清掃をした際の様子をご紹介致します。

まずは外板パネル部分ですが、BEATではとにかく錆に対して留意する必要がありますので、最低限の水の使用量に抑えながらボディーに傷が付かない様に工夫して、細部まで綺麗に清掃します。

また、幌におきましては保護クリーナーを使用して清掃を行うと共に、紫外線による劣化の低減を図ります。

外板の清掃が終わり綺麗になりましたら、ブロアで細部までしっかりと水分を吹き飛ばし、ドアのヒンジ部を清掃を行います。

ドアのヒンジ部分は汚れが溜まるだけでなく、余分なグリスなども付着しておりますので、クリーナーや綿棒を併用して細部まで綺麗に仕上げます。

本車両はこのドアヒンジ部分も元々綺麗な状態で前オーナー様の愛情を感じる部分ですが、徹底的に綺麗にすることで、乗り込む際などの印象が一味異なってきます。

ドアヒンジ部分の清掃が終わりましたら、続いてフロントボンネット内の状態確認と清掃を実施します。

まずはボンネット裏側を綺麗してからボンネット内の確認と清掃を始めますが、タワーバー、スペアタイヤ、ジャッキ、スペアタイヤフロアパンも外して徹底的に確認と清掃を致します。

水拭きにて各部を綺麗にしていきますが、フロントクロスビームやラジエター、コンデンサーなどの錆が非常に少ないことに加え、エアコンのレシーバータンクの状態も大変綺麗であり、とにかく状態が良好です。

また、エアコン使用時の室内に入る空気が少しでも綺麗になる様にボンネット内にあります外気の導入口も綺麗にします。

各部の清掃が終わりましたら、綺麗に拭き上げたスペアタイヤフロアパンを元に戻します。

そして、スペアタイヤ、ジャッキ、タワーバーを元に戻します。

因みに、BEATで良く見られる、ブレーキとクラッチマスターシリンダーからのフルード漏れもありません。

これでボンネット内も隅々まで綺麗になりましたので、最後にトランクフード内の清掃を行います。

サスペンションの固定ボルトなど含めて錆は少なく、オイルフィラーキャップも綺麗な状態です。

エキスパンションタンクやヒューズBOX取り外して、ボディーの奥まで清掃しております。

尚、トランク内に関しては、後ほどご紹介致しますブローバイガス確認の際にトランクマットやバッテリーを外して内部まで徹底的に清掃を実施予定ですので、今回はボディーフレーム部分やヒンジ部分を中心に清掃しております。

BEATにおける錆定番ポイントであるヒンジの台座部分の錆も問題ありません。

以上で外装関連の清掃は完了となり大変綺麗な外装に仕上がりました。

アズテックグリーンメタリックの塗装も大変綺麗で、本当にピカピカです。

続いては内装の清掃に入りますが、次回にシートなどを外して内装を徹底的に清掃致しました際の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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