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HONDA Life(JC1)販売前メンテナンス エンジンルーム確認
TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。
この度、注文販売車両としてご成約頂きました HONDA Life(JC1)ですが、通常販売車両と同様に販売前メンテナンスを実施させて頂きましたので、作業の様子を順次ご紹介しております。
前回は内装清掃の様子をご紹介致しましたが、今回はエンジンルームの状態確認及び清掃致しました際の様子をご紹介致します。
※外装清掃の様子はこちら ⇒ HONDA Life販売前メンテ外装清掃
※内装清掃の様子はこちら ⇒ HONDA Life販売前メンテ内装清掃
本車両は走行距離が28,900kmと少なく、記録簿より1年点検、車検共にディーラー様にてメンテナンスされていた車両の為、エンジンルームにおいて問題となる箇所がある可能性は低いものの、年式的にはH22年式と少なからず経年劣化が考えられる為、ご納車後も安心してお乗り頂く為に、各部状態確認と清掃作業を実施致しました。
まず、本車両に搭載されているエンジンはP07A 直列3気筒660cc SOHCのNAエンジンですが、特徴的なのがi-DSIという1気筒あたり2本(合計6本)のスパークプラグが装着されている点です。
i-DSIは2本のスパークプラグの点火タイミングをエンジン回転数や負荷に応じて位相差点火することで、ノッキングの抑制を図り、ノッキングを抑えることでより高圧縮化が可能となり、その結果、高出力と低燃費を実現した技術となります。
同じ機構が初代のHONDA FitのL13Aエンジンでも採用されていました。
実際のエンジンのフィーリングからこのi-DSIの恩恵を感じることは難しいですが、シリンダーブロックや各ムービングパーツの剛性が高いこと、そして今の基準からすると非常にショートストローク型による、エンジンの静粛性が高いことや回り方の質感が高いことが印象的です。
軽自動車のエンジンは『ブーン』と少し安っぽい音がしがちですが、このP07Aエンジンは静かで『シューン』と回るフィーリングが気持ち良いです。
尚、このエンジンに組み合わされるミッションはロックアップ機構付きの4ATで、これも昨今のCVTに比べて感性にあった走り方をしてくれます。
ということで、状態確認とは関係無い話となってしまいましたが、ここからエンジンルームの状態確認に入ります。
まずはエアクリーナーケースやバッテリーなどを取り外した上で、エンジンルームを隅々まで見渡して、ヘッドカバー等からエンジンオイルの漏れや滲みが無いか、補器類や配管などから漏れや滲みが無いかを確認致します。
確認結果、問題となる箇所はございませんでしたので、続いてエンジンルームの各部清掃を行います。
エンジン廻り、補器類、バッテリートレー、奥のインテークマニホールドなど、普段は清掃できない部分まで清掃を行うことで、大変綺麗なエンジンルームになりました。
見えない部分まで清掃する必要は無いという方もたくさんいらっしゃると思いますが、見えない部分まで綺麗に清掃することで、エンジンルームを開けた際に『きれい』と感じて頂きたいという私のエゴです(笑)
続いて、スパークプラグの状態確認を行います。
走行距離が28,900kmですので、まだ交換距離ではないですが、走行距離数千kmというほど少ない訳ではないので、念のためにチェックを行います。
先述致しました通り、i-DSIによりスパークプラグは6本になります。
そして各プラグの状態確認を行いましたが、6本共に中心電極、側方電極共に摩耗等問題無いのはもちろんのこと、ガイシ部分の焼け色も良好ですので、エンジンの燃焼状態が良好であることがわかります。
因みに、画像が2個あるのは、エンジン手前側と奥側でプラグのメーカーがNGKとDENSOで異なる(上画像がNGKで下画像がDENSO)からです。
メーカーを変えている意図についてはハッキリしたことがわかりませんが、意味も無く変えないはずですので、各種テストの結果、この組み合わせがBESTとなったのかもしれません。
とにかく、スパークプラグについてはこのまま当分は問題無くご使用頂ける状態ですので、今回は交換せずに元に戻します。
もちろん、このエンジンでもきっちり規定トルクで締め付けることは大変重要です。
続いて油脂類のチェックに入りますが、まずはエンジンオイルのチェックを行います。
前回のエンジンオイル交換から約6,500km走行しているものの、オイルレベルはUPPERでOKです。
6,500km走行でもUPPERまで入っているということはオイル消費が問題無い状態であると判断できます。
尚、お客様よりオプション作業としてオイル交換をご用命頂きましたので、オイルレベルの確認後にHONDA純正オイルのULTRA LEO(0W-20)に交換致しました。
もちろん、交換後もUPPERレベルであることを確認しております。
続いては、エンジンクーラントの確認を行います。
結果、クーラント量はMAXとMIN間の適正量であり、汚れ具合も問題無い状態でOKです。
続いてブレーキフルードの確認を行います。
結果、ブレーキフルード量、汚れ具合共に問題無くOKです。
続いてはエアクリーナーエレメントの確認を行います。
画像はエアクリーナーエレメントのダーティーサイド側ですが、汚れも大変少なく交換からさほど距離を走っていないと考えられ、まだまだ当分は使用可能な状態です。
確認が終わりましたら、エレメントのエアブロー並びに、せっかく取り外しておりますので、エアクリーナーカバーとケースの清掃を行っておきます。
最後にバッテリーですが、R7年2月に交換済のシールが貼ってあり、実際にセルモーターの回り方も元気ですので、問題無い状態です。
バッテリーケースも洗って綺麗にしておきました。
これにて、エンジンルームの状態確認は完了となりますので、取り外したエアクリーナー関連、バッテリーを取り付ければエンジンルームにおける作業は全て完了となります。
以上ご紹介致しました様に問題となる箇所は一切無いことが確認でき、大変綺麗なエンジンルームに仕上がりました。
尚、試走におきましても、エンジンは静かで、元気に回りますので、ご納車も安心してお乗り頂けましたら幸いに存じます。
以上、今回はエンジンルームの確認及び清掃の様子をご紹介致しましたが、次回はホイールを外してのホイールハウス内清掃やサスペンションやアーム類の清掃・確認、ゴム類、ブレーキパッドの状態確認の様子をご紹介致します。
では、失礼致します。
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