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この度入庫致しました『走行距離わずか17,200kmで錆極少 フルノーマル状態の程度極上 HONDA BEAT』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので、作業の様子を順次ご紹介しております。

※入庫のお知らせはこちら⇒ BEAT入庫しました①

前回は錆の定番ポイント確認の様子をご紹介致しましたが、今回はボディー状態確認の続きである【ボディー状態確認編②】として、フロントバンパーを外してフロントの修復歴有無や錆の状態確認及び清掃を行いました際の様子をご紹介致します。

※外装清掃の様子はこちら⇒ BEAT販売前メンテナンス外装清掃
※内装清掃の様子はこちら⇒ BEAT販売前メンテナンス内装清掃※錆確認の様子はこちら ⇒ BEAT販売前メンテナンス ボディー状態確認①

フロントバンパーを外しての作業は、フロントのサイドメンバーやコアサポートなどの修復歴をしっかり確認できることに加え、ステーなどの錆の状況から車両全体の錆の状態を図り知ることができたり、普段手が届かず汚れが溜まっている部分の清掃ができ隅々まで綺麗な車両に仕上げることができる為、BEATにおいては全車両において実施している作業でございます。

では、早速作業を開始しますが、まずはバンパーを取り外す作業からとなります。

バンパーの取り外し方は、バンパー中央とガーニッシュに隠れている両端の前側のボルトの計3ケ、底面のボルト2ケ、ホイールハウス部のバンパー両端ビス2ケ、そしてボンネットを開けて上部の樹脂クリップ4ケを外し、バンパー両端を軽く広げて手前に引っ張る様に車両から取り外します。

バンパーが外れましたら状態確認に入りますが、清掃を行う前でも、ホコリや汚れが大変少ない随分と綺麗なフロント廻りです。

そして、修復歴有無の確認として、フロントバルクヘッド、コアサポートにおける、曲がりや交換歴、修正跡、溶接跡が無いかの確認、そして内部をのぞき込んでサイドメンバーに曲がりやシワなど修復歴にあたる損傷跡が無いか、加えて塗装の状態などから総合的に修復歴の有無を確認しますが、本車両は全て問題ございません。

続いて、錆の状態確認の一環であるヘッドライトステーの状態ですが、本車両は錆が全くといって良いほど発生しておりません。

薄っすらとした錆すら見られない新品同様の状態であり、ここまでこのステーの錆が少ない車両は初めてです。

ボルトを含めて綺麗な状態であり、ステーが交換されている形跡もございませんので、とにかく錆が発生しずらい状況にて保管されていたことがわかり、当然ボディー各部の錆に関しても安心できる一要素で御座います。

加えて、エアコンレシーバータンクも大変綺麗な状態であることに加え、表面錆も驚く程少ない状態を保っています。

以上、一通り状態確認が終わりましたら、手の届く範囲におきまして、隅々まで綺麗に清掃します。

ボディー側が各部大変綺麗になりました。

ヘッドライト横や下もご覧の様にピカピカな状態です。

ボディー側が綺麗になりましたら、続いてはバンパー裏側を綺麗に清掃します。

バンパーの左右に装着されているステーも取り外して清掃しますが、ステーにも錆は全く見られません。

これでバンパーは裏側まで含めて綺麗になりました。

最後に、バンパーにはめ込まれている4つのガーニッシュも取り外して裏側まで清掃します。

『綺麗、綺麗』と連呼して恐縮ですが、このガーニッシュ一つとっても劣化が少なく、黒々していて綺麗な状態なんです。

これにて各部確認と清掃が全て終わりましたので、バンパーを元に戻し、ガーニッシュを確実に取り付ければ、フロントの状態確認及び清掃は完了です。

因みに、ナンバープレートのナットクリップも錆は一切発生しておりません。

以上、フロントバンパーを外してフロントのボディーの状態確認及び清掃を行って参りましたが、修復歴が無いこと、そして予想通りではありましたが、とにかく錆に関しては少ない車両であることが改めて確認できました。

次回は続いての作業となるリアバンパーを外してフレームの修復歴有無確認や錆の状態確認、及び各部清掃の様子をご紹介致します。

では、失礼致します。

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