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アラゴスタ車高調などカスタマイズ多数 程度良好 HONDA FD2 CIVIC TYPE-R 販売前メンテナンス エンジンルーム状態確認

TORINO CARSのブログをご覧頂きまして誠にありがとう御座います。

季節外れといえる暖かさが続いております。

私はこの暖かさと共に訪れる花粉に苦しんでいる今日この頃で御座いますが、先週はこの度ご用命頂きました TOYOTA MARK X のガラスコーティングメンテナンス及び一部ガラスコーティング再施工を実施しておりました。

このお車は弊社で約2年前にご納車及びガラスコーティング施工をさせて頂いた車両で御座いますが、オーナー様が大変大切に維持されております為、本当に良好な状態に保たれており、昨年に引き続き2回目のコーティングメンテナンス作業をご依頼を頂きました。

今回は、メンテナンス作業に加えまして、一部パネルにて板金塗装作業を行われたとのことで、その部分のポリッシング作業を含むガラスコーティング施工、そして今回のメンテナンス作業時に発見したボンネットの傷除去作業及びガラスコーティング再施工を行いました次第で御座います。

綺麗に仕上げさせて頂きました後にご納車をさせて頂きましたが、作業の様子に関しましては後日にご紹介予定で御座います。

さて、先日のブログにて入庫のお知らせをさせて頂きました、『アラゴスタ車高調などカスタマイズ多数 程度良好 HONDA FD2 CIVIC TYPE-R』ですが、販売前メンテナンスを実施致しましたので作業の様子をご紹介しております。

※車両の概要はこちら ⇒ FD2 CIVIC TYPE-R入庫しました

前回まで足廻りの確認及び清掃の様子をご紹介致しましたが、今回は本車両最後の販売前メンテナンス作業となりますエンジンルームの状態確認及び清掃としまして、エンジンルームの各部状態確認から清掃、そしてエアクリーナーエレメント及びスパークプラグの状態確認を行いましたので作業の様子をご紹介致します。

※外装関連清掃の様子はこちら ⇒ FD2 CIVIC TYPE-R外装清掃
※内装関連清掃の様子はこちら ⇒ FD2 CIVIC TYPE-R内装清掃
※足廻りの様子はこちら ⇒ FD2 CIVIC TYPE-R足廻り確認①

では早速、エンジンルームの状態確認から行いますが、エンジンヘッドカバーやシリンダーからのオイル漏れや滲み、補器ベルトの状態、パワステポンプ、エンジンマウント等、問題のある箇所はございませんでした。

目で見える範囲の確認が終わりましたら、続いて脱着しないと確認できない部分の確認を行います。

まずは、エアクリーナーエレメントの状態確認を行いますが、本車両のエアクリーナーBOXはダクトやインテークパイプまで含めて断熱処理がされております。

エンジンルーム内にあるエアクリーナーBOXはエンジンの熱の影響を受けますので、吸入空気温度が上がることによって空気密度が上がることに加え、点火時期を遅角側に制御されますので結果的に出力が下がってしまいます。

むき出しエアクリーナーに注意が必要なのはこの為です。

対して、本車両の様にエアクリーナーBOXからインテープパイプまで含めて断熱処理を行うことで温度の低い空気を燃焼室まで導くことが可能になり、出力低下を抑えることが可能となります。

しかし、本当にしっかりと丁寧に断熱シートが貼られております。

このエアクリーナーBOXカバーを外すとエアクリーナーエレメントの確認ができます。

ダーティーサイド側も汚れはほとんど見られず、最近時に交換されたことがわかります。

エアクリーナーエレメント自体は濾紙の色から純正では無いと考えられますが、メーカーの記載がありませんでしたのでどのメーカーのものなのかはわかりませんでした。

本車両のエアクリーナーBOXに関しては断熱処理に加え、BOXの内側にも吸入効率を上げる一工夫がされております。

ノーマルエアクリーナーBOXは吸気音対策で内側にリブが多数設けられておりますが、全て綺麗に除去加工されております。

カバー側も同様にリブが綺麗に除去されております。

HONDA車の純正吸気系は性能が極めて高く、前述の様に社外品のむき出しエアクリーナーなどへの交換はかえって性能低下を招いてしまうこともありますが、性能の高い純正を更に性能をあげるべく加工を行うという点に、前オーナー様の深い拘りが感じられます。

確認が終わりましたら、内部を清掃を行いました後に、エアクリーナーBOXカバーを元に戻します。

エアクリーナーエレメントの状態確認が終わりましたら、続いてはスパークプラグの状態確認を行います。

FD2におけるスパークプラグの状態確認及び交換には、フロントカウルを脱着しないといけないので、少し大変です。

大変ですが、外さないと確認ができませんので、フロントカウルを外していきます。

まずはカウルトップを外します。

カウルトップを外しましたら、続けて、カウルトップの下側にある、剛性部材ともなっている鉄板部品を取り外します。

共に外れましたら、せっかくの機会ですので、内部まで清掃しておきました。

これでようやくスパークプラグの脱着が可能になりますので、ダイレクトイグニッションコイルを取り外して、プラグの確認を行います。

スパークプラグはNGK製の熱価7番イリジウムプラグが装着されておりましたが、4本共に中心電極、側方電極の摩耗、焼け色含め全く問題無く、まだまだ使用可能な状態です。

スパークプラグもしっかり交換されていることから、やはりしっかりと各部メンテナンスされてきた車両であることがこういったところからわかります。

スパークプラグが問題無い状態であることが確認できましたので、プラグを規定トルクで締め付け、ダイレクトイグニッションコイルやカバーの取り付けを行っていきます。

最後にカウルトップ類を清掃した後に、元に戻せばスパークプラグの状態確認は終了となります。

以上、今回はエンジンルームの状態確認及び清掃としまして、エンジンルームの各部状態確認から清掃、そしてエアクリーナーエレメント及びスパークプラグの状態確認を行いましたので作業の様子をご紹介致しましたが、改めて本車両のエンジンルーム内における各部状態が良好であることが確認できました。

HONDA車のエンジンは耐久性が高いですが、本車両が距離を重ねていても大変調子が良いのは、様々な箇所をしっかりとメンテナンスされているからこそであり、名機であるK20Aが持つ極めて高い性能を安心してお楽しみ頂ける状態になっているかと存じます。

ということで、ここまで、ボディー、シャシー、エンジンルームの状態、そして内外装含めて状態確認及び清掃を行って参りましたが、各部の状態が良好であることが確認でき徹底的に綺麗な状態になりましたので、これにて自信を持って本車両を販売させて頂くことができる状態になりました。

本車両の様に刺激的で突き抜ける様な高性能NAエンジンやボディー、シャシーを持つ車両は残念ながら今後新車で販売されることは無いことが容易に予想できます。。。

お客様におかれましては、是非しっかりとメンテナンスされており、状態の良いFD2 CIVIC TYPE-Rを手に入れて頂き、HONDAレーシングスピリッツの象徴であるNAエンジン、高性能シャシーから享受できるドライビングプレジャーをご体感頂けましたら幸いに存じます。

尚、本車両の外装や内装、機関状態における詳細説明や写真におきましては、後日『在庫車両情報』に記載予定ですので、ご興味のあるお客様におかれましては在庫車両情報をご覧頂きました上、ご検討頂けましたら幸甚に存じます。

次回は、この度、弊社の在庫車両の1台で御座いました『HDDナビ、地デジ、HID、シートヒーターなど装備満載で1500ccエンジン搭載のHONDA FIT 1.5X』におきましてご成約を頂きましたのでご報告をさせて頂きます。

では、失礼致します。

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